ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux-
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第5章 バックアップ運用(Symfoware)

5.1 概要

AdvancedCopy Managerは、ディスクアレイ装置(ETERNUS ディスクアレイ)のディスクボリュームに配置されたSymfowareのデータベーススペースを、業務ボリュームとして管理します。

そのため、AdvancedCopy Managerでは、Symfowareのデータベースの格納構造を意識せずに、データベーススペースという物理的に配置された構造で、バックアップ/リカバリを行うことができます。

Symfowareは、Storageサーバ内に配置されたデータベーススペースやロググループを、いろいろな業務の用途に合わせて、複数の動作環境を作成することができます。この動作環境を、RDBシステム名という名前で区別します。AdvancedCopy Managerは、このRDBシステム名を元に、動作環境内のデータベースの表間のリレーションの整合性を破壊することなく、バックアップ/リカバリを行います。

Symfowareの概要全般については、『Symfoware(R) Server RDB 管理者ガイド』を参照してください。

[図:機能概要]


下へ5.1.1 バックアップ
下へ5.1.2 リカバリ

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