ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux- |
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第4章 バックアップ運用(通常業務ボリューム) | > 4.5 運用 |
本節では、バックアップしたボリューム/データの復元方法について説明します。
スナップショット型高速バックアップで退避したボリューム内の全データを復元する場合は、以下の手順となります。
一般ファイルシステムに対するリストアを行う場合は、業務を停止させます。
業務ボリューム一覧画面を表示し、リストアを行いたい業務ボリュームを選択します。
[操作]メニューから、[リストア]を選択すると、以下の画面が表示されます。リストアは、最新世代のバックアップ履歴で管理されているバックアップボリュームから実施されます。
リストア先ボリューム名を確認します。
リストア先ボリューム名には、業務ボリューム一覧画面で選択した業務ボリューム名が表示されます。この業務ボリュームに対してリストアを行う場合は、[OK]ボタンをクリックします。リストア先を変更したい場合は、リストア先ボリューム名のチェックボックスをチェックした後、[...]ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
リストア先としたいボリュームを選択後、[OK]ボタンをクリックすると、リストア画面に復帰します。
リストア先ボリューム名に誤りがない事を確認後、リストア画面の[OK]ボタンをクリックします。
リストアが完了すると、以下の画面が表示されます。[OK]ボタンをクリックし、業務ボリューム一覧画面に戻ります。
これでリストアは完了です。引き続き、業務を再開してください。ただし、本時点では、バックエンドで、ボリュームの物理的なコピー処理は、完了していません。物理コピーの状態を確認したい場合は、以降の作業を行います。
業務ボリューム一覧画面を表示させ、対象となる業務ボリュームにおける[状態]欄を確認します。ここに、コピー処理の進捗状況が表示されますので、現在のリストア(物理コピー)状況を確認する事ができます。
最新の情報を確認したい場合は、以下のいずれかの処理を行います。
[F5]キーを押します。
[表示]メニューから[最新の情報に更新]を選択します。
1で業務を停止させた場合は、業務を再開します。
リストアの実行は、リストア実行コマンドでも行えます。
リストア状態の確認は、リストア実行状況表示コマンドでも行えます。
履歴管理されているバックアップデータの内から絶対世代(一番はじめにバックアップしたデータを1として順に増加していく)あるいは相対世代(最新のデータを1として古くなるにしたがって順に増加していく)を指示したリストアを行う場合については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』を参照してください。
ファイル単位にリストアする場合は、以下の手順となります。なお、ファイル単位のリストアは、Web画面からは実施できません。
バックアップボリュームをマウントします。バックアップボリュームは履歴一覧画面/履歴情報表示コマンドで確認してください。
cpコマンドでリストアしたいファイルを複写します。
バックアップボリュームをアンマウントします。
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