ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux-
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第3章 認証機構によるセキュリティ運用

3.2 アクセス権

AdvancedCopy Managerで設定可能なアクセス権を以下に示します。

[表:AdvancedCopy Managerのアクセス権]

アクセス権

説明

更新権

運用情報(ポリシー情報など)の変更や一連のストレージ操作ができます。更新権は、操作権および参照権を含みます。

操作権

一連のストレージ操作および参照が可能です。操作権は、参照権を含みます。

参照権

情報の参照のみが可能です。

各アクセス権によって使用可能となる初期画面の操作を以下に示します。

[表:アクセス権による使用可能な初期画面の操作]

操作名

更新権

操作権

参照権

サーバ情報表示

デバイス情報表示

パーティション情報表示

表示項目の変更

最新の情報に更新

同一コピー領域使用デバイス確認

サーバの追加

×

×

サーバの変更

×

×

サーバの削除

×

×

全デバイスの情報取得/反映

×

×

特定デバイスの情報取得/反映

×

×

デバイスの情報削除

×

×

○:操作可能 ×:操作不可

初期画面のアクセス権は、バックアップ管理のアクセス権と、レプリケーション管理のアクセス権の論理和で決定します。

各アクセス権によって使用可能なバックアップ管理の操作を以下に示します。

[表:アクセス権による使用可能なバックアップ管理の操作]

操作名

更新権

操作権

参照権

画面表示

バックアップ

×

リストア

×

リカバリ

×

履歴の削除

×

バックアップ同期処理の開始

×

バックアップ同期処理の中断

×

資源整合

×

バックアップポリシーの設定

×

×

バックアップポリシーの削除

×

×

デバイス情報の設定

×

×

サーバ情報の設定

×

×

○:操作可能 ×:操作不可

各アクセス権によって使用可能なレプリケーション管理の操作を以下に示します。

[表:アクセス権による使用可能なレプリケーション管理の操作]

操作名

更新権

操作権

参照権

画面表示

転送バッファ状態

同期処理の開始

×

同期処理モード変更

×

複製作成

×

複製処理の停止

×

同期処理反転

×

資源整合

×

複製ボリューム情報の設定

×

×

複製ボリューム情報の削除

×

×

バッファ設定変更

×

×

○:操作可能 ×:操作不可


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