PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 - for Linux -
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目次

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3.10 ASM(Automatic Storage Management) を使用する場合
Oracle 10g の機能である ASM を使用する場合は、スタンバイ運用(1:1運用待機)または、スケーラブル運用のみ可能です。ASM を相互待機やN:1運用待機で使用することはできません。
- スタンバイ運用の場合
ASM インスタンスリソースを作成してください。
リソース登録された ASM インスタンスは、起動・停止制御のみが行われ監視は行われません。ASM インスタンスに異常が発生した場合でも、Oracle インスタンスリソースで異常を検出しますので、userApplication の切替えが発生し、業務を継続できます。
- スケーラブル運用の場合
Oracle RAC 10g で ASM を使用する場合は、ASM インスタンスリソースを作成しないでください。ASM インスタンスの制御は CRS が行いますので、以降の注意事項は必要ありません。
3.10.1 環境構築時の注意
3.10.2 運用時の注意
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