ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 - Microsoft(R) Windows(R) 2000 - - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 -
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第9章 Exchangeデータベースのバックアップとリストア> 9.2 運用設計

9.2.4 コピーセットグループの設計

コピーセットグループは、コピーセット登録コマンド(eternus_copyset)で作成します。

バックアップ対象ストレージグループに関連するすべてのコピーセットをコピーセットグループに登録します。

[図: コピーセットグループへの登録]

ただし、コピーセットグループに登録できる業務ディスクは1つだけです。業務ディスクが同一で、バックアップディスクが異なるコピーセットを同一のコピーセットグループに登録することはできません。

[図: コピーセットグループへ登録できない場合]

シャドウコピーを複数世代保持する場合は、コピーセットグループを複数個用意します。

[図: シャドウコピーを複数世代保持する場合]

Exchange連携コマンド(swsrpXXX_exchange)では、ストレージグループ名とコピーセットグループ名から特定されるコピーセットに対して処理を行います。そのため、1つのコピーセットグループの中に複数のストレージグループを登録することができます。

[図: ストレージグループを複数登録した場合]

シャドウコピーを複数世代保持する場合は、少なくとも「保持世代数」個のコピーセットグループを作成してください。

[図: シャドウコピーを複数世代保持する場合]

ストレージグループごとにコピーセットグループを作成する場合には、「(ストレージグループ数)×(保持世代数)」個のコピーセットグループが必要となります。

[図: ストレージグループごとにコピーセットグループを作成する場合]

ストレージグループのバックアップサーバは1つでなければなりません。ストレージグループが複数のディスクから構成される場合、各ディスクを異なるバックアップサーバにバックアップすることはできません。

[図: ストレージグループが複数のディスクから構成される場合]

ただし、コピーセットグループに複数個のストレージグループが含まれる場合には、ストレージグループごとに異なるバックアップサーバを使用することが可能です。

[図: コピーセットグループに複数のストレージグループが含まれる場合]

1つのストレージグループに対して複数のバックアップサーバを使用する場合には、コピーセットグループごとに異なるバックアップサーバを使用してください。

[図: 1つのストレージグループに対して複数のバックアップサーバを使用する場合]


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