Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.1 運用時に必要なシステム資源> 5.1.7 ebXML Message Serviceのシステム資源の設定

5.1.7.1 システムパラメタ

 ebXML Message Serviceが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。

システムパラメタの変更方法:

 /etc/systemを編集し、パラメタ値を変更します。変更後は、システムをリブートしてください。
 なお、変更方法の詳細については、Solaris OEのドキュメントを参照してください。

メッセージキュー

パラメタ

必要数(加算値/設定値)

備考(内容)

msgmax

2048以上(設定値)

メッセージの最大サイズ

msgmnb

4096以上(設定値)(注1)

1つのメッセージキューに保持できるメッセージの最大値

msgmni

3(加算値)(注1)

メッセージキューIDの最大値

msgtql

msgmni × msgmnb ÷ msgmax (加算値)

メッセージヘッダ数の最大数

(注1)
Solaris 7 OEでは、msgmnb×msgmniの値がmsgseg×msgsszの値を超えないように設定する必要があります。必要に応じて、msgsegおよびmsgsszの値を調整してください。

共用メモリ

パラメタ

必要数(加算値/設定値)

備考(内容)

shmmax

20000000以上(設定値)

共用メモリの最大セグメントサイズ

shmmin

1(設定値)

共用メモリセグメントの最小サイズ

shmseg

50(加算値)

1プロセスでアタッチできる共用メモリセグメント数

shmmni

100(加算値)

共用メモリの識別子数


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