Interstage Application Server チューニングガイド
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第1章 必要資源> 1.3 スワップ容量

1.3.1 Application Serverのサーバ機能を使用する場合

 本ソフトウェアを以下の運用で動作させるときに必要なスワップ容量を示します。システム提供のスワップ領域を超える場合は、スワップ領域を拡張してください。

項番

スワップ容量
(単位:Mバイト)

運用内容

1

0.2 以上

COBOL Webサブルーチン

2

2.4+(2.6×n)

Webサーバ(Interstage HTTP Server)でHTMLファイルを複数クライアント同時アクセス時。
n: クライアントからのHTMLファイル同時アクセス数

3

25.2 以上

Webサーバ(InfoProvider Pro)でHTMLファイルを40クライアント同時アクセス時

4

58.4 以上

Webサーバ(InfoProvider Pro)で実行ファイルサイズ10Kバイト程度(メモリ所要量0.8Mバイト程度)のCGIを40クライアント同時アクセス時

5

10.0 以上

CORBAサービスの通信基盤サービス使用時

6

10.0 以上

CORBAサービスのネーミングサービス使用時

7

50.0 以上

CORBAサービスのインタフェースリポジトリサービス使用時

8

4.0 以上

ロードバランス機能

9

10.0 以上

イベントサービス

10

2.0 以上

Portable-ORB

11

48.0 以上

コンポーネントトランザクションサービスの起動(システム規模をsmallとした場合)

12

55.0 以上

コンポーネントトランザクションサービスの起動(システム規模をmoderateとした場合)

13

65.0 以上

コンポーネントトランザクションサービスの起動(システム規模をlargeとした場合)

14

65.0 以上

コンポーネントトランザクションサービスの起動(システム規模をsuperとした場合)

15

1.8 以上

コンポーネントトランザクションサービスで、AIM連携機能を使用した場合

16

2.1 以上

コンポーネントトランザクションサービスで、CORBAサービス連携機能またはWWWサービス連携機能を使用した場合(ワークユニットのプロセス多重度は1)

17

4.8 以上

コンポーネントトランザクションサービスで、AIM連携機能とトランザクション連携機能を使用した場合(ワークユニットのプロセス多重度は1)

18

3.0 以上

コンポーネントトランザクションサービスで、ユーザ認証機能を使用した場合

19

191.0 以上
246.0 以上
288.0 以上

ディレクトリサーバ(多重度は1)
ディレクトリサーバ(多重度は10)
ディレクトリサーバ(多重度は100)

20

51.2 以上

InfoDirectory管理ツールエージェントのみで全機能を使用する場合
(管理ツールエージェントと管理ツールクライアントを同一マシンで使用する場合は、2つの値を合計した値が必要です。)

21

249.9 以上

InfoDirectory管理ツールクライアントのみで全機能を使用する場合

22

45.7 以上
45.2 以上

旧バージョンEJBサービス(BMP)の運用時
旧バージョンEJBサービス(CMP)の運用時

23

2.5 × n

負荷計測エージェント機能のInterstage連携を行う場合。
n: システム数

24

150 以上 (注1)

ebXML Message Serviceの運用時

25

282.7以上

IJServerワークユニットで"WebアプリケーションとEJBアプリケーションを運用"で運用時、サンプルのショッピングカートで40クライアント同時アクセス時

26

261.7以上

IJServerワークユニットで"Webアプリケーションのみ運用"で運用時、サンプルの数当てゲームで40クライアント同時アクセス時

27

114.7 以上

InfoProvider Pro、JDK1.3の富士通製VMを使用して旧バージョンServletサービスの運用時、サンプルHelloServletを40クライアント同時アクセス時。

28

70.0 以上

旧バージョンServletサービスでセションリカバリ機能の運用時、各セションを100生成し、セションに100KBのデータを保持した場合。

29

1以上

Interstage シングル・サインオンの業務サーバ機能

30

1以上

Interstage シングル・サインオンの認証サーバ機能

31

1以上

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバ機能

32

190.0以上 (注2)

Smart Repositoryを運用する場合

33

50.0以上

Interstage JMXサービスを使用する場合

注1)
 詳細は以下の式より、見積もってください。
   150 + (1.5 + 20×p)×c (Mバイト)
    (c:ebXML Message Serviceで使用するイベントチャネルの数(送信/受信))
    (p:送信するペイロードの最大長)
注2)
 リポジトリを複数作成して運用する場合は、以下の式よりスワップ所要量を算出してください。
 スワップ所要量 = リポジトリ数 × 190.0(Mバイト)

 MessageQueueDirectorを運用するときに必要なスワップ容量を示します。システム提供のスワップ領域を超える場合は、スワップ領域を拡張してください。

項番

スワップ容量
(単位:Mバイト)

運用内容

1

100 + MessageBufferMaxSize (注1) + size (注1) (注2) / 1000 以上

MQDの基本機能を使用する場合

2

9 + (2.5 + 最大接続者数 (注3) × 0.02) + (5 + QueueMax (注1) × 0.01) 以上

MQD運用操作ツールを使用する場合

3

13 以上

ACM連携サービスを使用する場合

4

10 以上

同報配信サービスを使用する場合

5

21 以上

イベントチャネル連携サービス(ESGW)を使用する場合

6

305 + 送信メッセージキュー数(注4) × 0.2 + 受信メッセージキュー数 (注4) × 0.1 + メッセージ長 以上

SMTP連携サービスを使用する場合

7

39 + 送信イベントチャネル数 (注5) × 0.3 + 受信イベントチャネルに対応した送信イベントチャネル数 (注6) × 0.3 以上

イベントチャネル連携サービス(NSGW)を使用する場合

注1)
 MQD環境定義に記述します。
注2)
 MQD環境定義MemoryQueueセクションのsizeです。
注3)
 MQD運用操作ツールの環境定義ファイルに記述します。
注4)
 SMTP連携サービス定義中の送信メッセージキュー数、受信メッセージキュー数です。
注5)
 イベントチャネル連携サービス(NSGW)のCHANNELセクション定義数です。
注6)
 イベントチャネル連携サービス(NSGW)のRCHANNELセクション定義全部の総集信数です。

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