Interstage Application Server チューニングガイド
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第1章 必要資源> 1.1 運用時に必要なディスク容量

1.1.3 Application Serverのクライアント機能を使用する場合

 本ソフトウェアを以下の運用で動作させるとき、各ディレクトリにはインストールに必要な“静的ディスク資源”に加えて以下のディスク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。

項番

ディレクトリ

ディスク所要量
(単位:Mバイト)

備考

1

/var/opt

− (注1)

CORBAサービス(プレインストール型Javaライブラリ以外)のログ情報。

2

/$DIR1 (注2)

− (注3)

CORBAサービス(プレインストール型Javaライブラリ)のログ情報

3

/tmp

1.0 以上 (注4)

CORBAサービスのIDLコンパイラ動作時。

4

/$DIR2 (注5)

porbeditenvコマンドで“ログ情報を採取”を指定した場合、設定した“ログファイルサイズ”×2×動作するアプリケーション/アプレット数

Portable-ORBのログ情報。

注1)
 ログファイルのサイズの上限値は、CORBAサービスのconfigファイルのlog_file_sizeで設定することができます。ディスク容量は、バックアップファイルを1つ残すため“log_file_sizeで指定した値×2”となります。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
注2)
 “$DIR1”はユーザの作業ディレクトリ(JVMのシステムプロパティのuser.dirの指定する位置)です。
注3)
 ログファイルのサイズの上限値は、CORBAサービスのconfigファイルのlog_file_sizeで設定することができます。アプリケーションごとにJVxxxxxxxxxx.log/JVxxxxxxxxxx.old(xxxxxxxxxxは一意の数字)の名前で採取されます。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
注4)
 ディスク容量はIDL定義の量に依存します。
 C/C++コンパイラ動作時には、別途作業用のディスク容量が必要となります。
注5)
 “$DIR2”はPortable-ORBのログ情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“var/opt”です。アプレットとして動作する場合は、アプレットが動作するクライアントマシン上のローカルディスクに、porbeditenvコマンドで“ログ格納ディレクトリ”として指定したディレクトリとなります。

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