Interstage Application Server チューニングガイド
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第1章 必要資源> 1.1 運用時に必要なディスク容量

1.1.1 Application Serverのサーバ機能を使用する場合

 本ソフトウェアを以下の運用で動作させるとき、各ディレクトリにはインストールに必要な“静的ディスク資源”に加えて以下のディスク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。

項番

ディレクトリ

ディスク所要量
(単位:Mバイト)

備考

1

/var/opt

− (注1)

CORBAサービス(プレインストール型Javaライブラリ以外)のログ情報。

2

/$DIR1 (注2)

− (注3)

CORBAサービス(プレインストール型Javaライブラリ)のログ情報

3

/etc/opt

4.1 以上 (注4)

CORBAサービスのネーミングサービス情報。

4

/var/opt

4.0 以下 (注4)

CORBAサービスのネーミングサービスの実行トレース情報。(サービス動作時のみ)

5

/$DIR2 (注5)

10.3 以上 (注6)

CORBAサービスのインタフェースリポジトリサービス情報。

6

/var/opt

32.3 以下 (注6)

CORBAサービスのインタフェースリポジトリサービスのログ情報。(サービス動作時のみ)

7

/$DIR3 (注7)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のHTML文書などのコンテンツ。

8

/$DIR4 (注8)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のアクセスログ、エラーログ。

9

/var

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

Webサーバ(Interstage HTTP Server)が使用する作業用一時ファイル。

10

/$DIR5 (注9)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

Webサーバ(InfoProvider Pro)の HTML文書やCGIなどのコンテンツ。

11

/$DIR6 (注10)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

Webサーバ(InfoProvider Pro)のアクセスログ、エラーログ。

12

/$DIR7 (注11)

15.0 以上

コンポーネントトランザクションサービスの動作環境の作成。

13

/$DIR8 (注12)

5.0 以上

データべース連携サービスのダンプファイル。

14

/var

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

Webサーバ(InfoProvider Pro)のCGI、拡張CGI、コード変換で使用する作業用一時ファイル。

15

/var

運用の内容により、必要とするサイズを算出してください。 (注13)

コンポーネントトランザクションサービスが異常終了した場合に採取されるcoreファイルの見積もり。

16

/tmp

1.0 以上 (注14)

CORBAサービスのIDLコンパイラ動作時。

17

/tmp

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

COBOL Webサブルーチン。

18

/etc/opt

ロードバランスグループ数 ×((1ロードバランスグループあたりのオブジェクトリファレンス数 ×オブジェクトリファレンス長)+ 0.0005) (注15)

ロードバランスのデータファイル。

19

(注16)

データべース連携サービスのシステムログファイル。

20

/var/opt/FSUNtd/

3.0 以下

認証オブジェクトのログトレースファイル。

21

/$DIR9 (注17)

1.0以上

イベントサービスのチャネル情報。

22

/$DIR10 (注18)

57(Mバイト)+essetcnfコマンドの-s -logsizeオプションの指定値×2(Kバイト)以上

イベントサービスのログ情報。

23

/$DIR11 (注19)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

イベントサービスの不揮発化運用時

24

/$DIR12 (注20)

porbeditenvコマンドで“ログ情報を採取”を指定した場合、設定した“ログファイルサイズ”×2×動作するアプリケーション/アプレット数

Portable-ORBのログ情報。

25

/$DIR13 (注21)

運用環境の
OTS_TRACE_SIZE
× 0.001

データベース連携サービス運用時。

26

/$DIR14 (注22)

運用環境の
RESOUCE_TRACE
_SIZE× 0.001

データベース連携サービス運用時。

27

/$DIR15 (注23)

運用環境の
RECOVERY_TRACE_SIZE × 0.001

データベース連携サービス運用時。

28

/$DIR16 (注24)

運用環境の
OBSERVE_TRACE_SIZE × 0.001

データベース連携サービス運用時。

29

/$DIR17 (注25)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

旧バージョンServletサービスのログ情報。

30

/var/opt/FJSVisgui

8以上

Interstage運用操作ツールのログトレースファイル

31

/var/opt/FSUNtd/

0.5

セション情報管理機能のログトレースファイル

32

/$DIR18 (注26)

0.1以上

環境変数
“CBR_CGI_SEVERITY"または“CBR_EXTCGI_SEVERITY”の指定値(重要度)によってサイズが変化します。

COBOL Webサブルーチンのログ情報ファイル

33

/$DIR19 (注27)

クライアント(Webブラウザ)からアップロードされるファイルサイズ

COBOL Webサブルーチンのファイルアップロード機能で指定したアップロードファイル

34

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。 (注28)

MessageQueueDirectorの運用時

35

/$DIR20 (注29)

5

MessageQueueDirector運用操作ツールのトレース情報

36

/$DIR21 (注30)

5

負荷計測エージェント運用時

37

/$DIR22 (注31)

データ変換サーバント登録数×0.00016 以上

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイのサーバント登録情報

38

/$DIR23 (注32)

2

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイのログ情報

39

/$DIR24 (注33)

クライアント認証を行う場合 0.012
クライアント認証を行わない場合 0.010

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイまたはSOAPクライアントアプリケーションを、SSLを使用して運用する場合

40

/$DIR25 (注34)

0.002×登録するCA証明書数

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイまたはSOAPクライアントアプリケーションを、SSLを使用して運用する場合

41

/$DIR26 (注35)

IDL数×0.01 以上

CORBA/SOAPサーバゲートウェイ運用時

42

/$DIR27 (注36)

IDL数×0.01 以上

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ運用時

43

/$DIR17 (注25)

2

SOAPサービス運用時

44

/$DIR28 (注37)

0.01+(durable Subscriber数×0.002)

Interstage JMSの運用時

45

/$DIR29 (注38)

0.2以上

Interstage JMSのコンソールファイル

46

/$DIR30 (注39)

1.0以上 (注40)

性能監視ツールによる性能監視時

47

/$DIR31 (注41)

1つのワークユニット定義サイズ×ワークユニット定義数 (注42)

ワークユニット定義登録時

48

/$DIR32 (注41)

1つのワークユニット定義サイズ×ワークユニット起動数 (注42)

ワークユニット運用時

49

/var

32以上

Interstage運用操作ツール使用時に、異常終了した場合に採取されるcoreファイルの見積もり。

50

/var

6.4×性能監視ツールの共有メモリサイズ (注43)×6

性能監視ツール使用時に、異常終了した場合に採取されるcoreファイルの見積もり。

51

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。 (注44)

ebXML Message Serviceの運用時

52

/$DIR33 (注45)

25

ebXML Message Serviceの通信ログ

53

/$DIR34 (注46)

20 (注47)

UDDIレジストリサービス運用時

54

/$DIR35 (注48)

80MB*8+情報登録ディスク容量

UDDIレジストリサービス運用時

55

/$DIR36 (注49)

ログサイズ+エントリ登録ディスク容量= 80*8+2*n+0.4
(nの単位は1000エントリです。また、1エントリはLDIFで記述したときのサイズが388byteの場合です) (注50)

InfoDirectoryサーバのデフォルトプロセスを使用する場合。

56

/$DIR37 (注51)

0.1以上(注52)

InfoDirectory管理ツールエージェントを使用する場合。

57

/$DIR38 (注53)

0.1以上(注54)

InfoDirectory管理ツールクライアントを使用する場合。

58

/$DIR39 (注55)

3以上

Interstage シングルサインオンのアクセスログ。

59

/var/opt

20×リポジトリ作成数

Smart Repositoryのログ情報

60

/etc/opt

0.5×リポジトリ作成数

Smart Repositoryの環境定義

61

/$DIR40 (注56)

Interstage管理コンソールのアクセスログの設定値に依存
「サイズ」×「世代管理数」

Smart Repositoryのアクセスログ

62

/$DIR41 (注57)

0.1×n×s/500+200(注58)
nはエントリ数、sは1エントリをLDIFで記述したときのサイズ(バイト単位)

Smart Repositoryのデータベース格納先

63

/$DIR42 (注59)

2以上 (注60)

HTTP-IIOPゲートウェイの内部ログ採取時

64

/$DIR43 (注61)

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

J2EEアプリケーションのアプリケーション資産一式

65

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServer名/logディレクトリ

24以上(注62)

IJServerワークユニット運用時

66

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のインストールディレクトリ/var

2以上(注63)

IJServerワークユニット運用時

67

/var/opt

10以上

Interstage JMXサービス運用時

68

/etc/opt

0.1以上

Interstage JMXサービス運用時

注1)
 ログファイルのサイズの上限値は、CORBAサービスのconfigファイルのlog_file_sizeで設定することができます。ディスク容量は、バックアップファイルを1つ残すため“log_file_sizeで指定した値×2”となります。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
注2)
 “$DIR1”はユーザの作業ディレクトリ(JVMのシステムプロパティのuser.dirの指定する位置)です。
注3)
 ログファイルのサイズの上限値は、CORBAサービスのconfigファイルのlog_file_sizeで設定することができます。アプリケーションごとにJVxxxxxxxxxx.log/JVxxxxxxxxxx.old(xxxxxxxxxxは一意の数字)の名前で採取されます。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
注4)
 CORBAサービスのサーバマシンにネーミングサービスを構築する場合に、必要となるディスク容量について以下に示します。

用途

容量

ネーミングサービス情報

オブジェクトリポジトリ

(固定)16Kバイト

制御ファイル

(固定)2056Kバイト

データファイル

(可変)2048(Kバイト)*コンテキスト数
+ (オブジェクトリファレンス長×オブジェクト数×2)

実行トレース情報

(最大)4096Kバイト

注5)
 “$DIR2”はインタフェースリポジトリサービスを構築したファイルシステムです。デフォルトディレクトリは、“コンポーネントトランザクションサービスインストールディレクトリ/var/IRDB”(Interstage統合コマンド使用時)です。
注6)
 インタフェースリポジトリを使用する場合のディスク容量について以下に示します。インタフェースリポジトリのデータベースのサイズは、以下の計算式に従って見積もり、ディスクを確保してください。
 なお、インタフェースリポジトリのデータベースは、初期値(10240Kバイト)から自動拡張します。

用途

容量

インタフェースリポジトリサービス情報

管理域

(固定)220Kバイト

利用者定義領域

(初期値:可変)10240Kバイト

実行トレース情報

(最大)33000Kバイト

 利用者定義領域(オブジェクトに要するディスク容量)の見積り式を以下に示します。

項番

IDL定義

計算式(単位:バイト)

1

モジュール宣言

1708+((a−1) / 32+1)×176

2

インタフェース宣言

1712+((a−1) / 32+1)×176+((b−1) / 32+1)×176+512×b

3

オペレーション宣言

2304+((e−1) / 32+1)×176+((f−1) / 32+1)×176+((g−1) / 32+1)×176

4

属性宣言

2224

5

定数宣言

2160+c

6

例外宣言

1712+((d−1) / 32+1)×176+836×d

7

データ型宣言

2220

8

文字列型宣言
(ワイド文字列を含む)

1716

9

列挙型宣言

1824+((j−1) / 32+1)×176+64×j

10

シーケンス型宣言

2228

11

構造体宣言

1712+((h−1) / 32+1)×176+836×h

12

共用体宣言

2436+((i−1) / 32+1)×176+972×i

13

固定小数点型宣言

1716

14

配列宣言

2228

記号

項目

意味

a

包含数

包含する型宣言数

b

継承数

インタフェース宣言が継承するインタフェース数

c

定数値長

定数宣言の値の長さ

d

例外構造体メンバ数

例外宣言の構造体のメンバ数

e

パラメタ数

オペレーション宣言でのパラメタ数

f

コンテキスト数

オペレーション宣言でのコンテキスト数

g

例外数

オペレーション宣言での例外数

h

構造体メンバ数

構造体宣言でのメンバ数

i

共用体メンバ数

共用体宣言でのメンバ数

j

列挙型メンバ数

列挙型でのメンバ数

注7)
 “$DIR3”はWebブラウザに返却するコンテンツ(HTML文書など)を格納するディレクトリです。
注8)
 “$DIR4”はWebサーバ(Interstage HTTP Server)のアクセスログ、エラーログを格納するディレクトリ(Modifying configuration)です。デフォルトディレクトリは“var/opt”です。
注9)
 “$DIR5”はWebブラウザに返却するコンテンツ(HTML文書やCGIアプリなど) を格納するディレクトリです。
注10)
 “$DIR6”はWebサーバ(InfoProvider Pro)のアクセスログ、エラーログを格納するディレクトリ(Modifying configuration)です。デフォルトディレクトリは“var/opt”です。
注11)
 “$DIR7”は、Interstageの動作環境ディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“opt/FSUNtd/etc/isreg”です。
注12)
 “$DIR8”は、データべース連携サービスのotsgetdumpコマンドにより、ダンプを出力するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“opt/FSUNots/var”です。
注13)
 ディスク所要量の算出方法は以下のとおりです。
 CORBAサービス関連の共有メモリサイズ(*1)×3
 +コンポーネントトランザクションサービスの共有メモリサイズ(*2)
 +ワークユニット数×0.26
 +ワークユニットに含まれるIDL定義のパラメタ数(*3)×0.00005
 +基本サイズ(*4)

*1 CORBAサービス関連の共有メモリサイズ
 CORBAサービスのconfigファイル(/opt/FSUNod/etc/config)中の各パラメタから以下の式で算出します。
  limit_of_max_IIOP_resp_con×0.016
  +limit_of_max_IIOP_resp_requests×0.016
  +max_impl_rep_entries×0.006
  +0.01

*2 コンポーネントトランザクションサービスの共有メモリサイズ
  クライアント数×0.1+100
 クライアント数とは、Interstageシステム定義を生成するために、isgendefコマンドで指定したシステム規模により次のとおり見積もってください。
  small   : 50
  moderate : 100
  large   : 500
  super   : 1000

*3 ワークユニットに含まれるIDL定義のパラメタ数
 ワークユニット数やIDL定義内のパラメタ数が多い場合に加算してください。
 各オペレーションのパラメタに構造体がある場合、パラメタごとに構造体のメンバ数を加算してください。

*4 基本サイズ
 コンポーネントトランザクションサービスの環境定義ファイル(/var/opt/FSUNtd/etc/sysdef)のSystem Scale: ステートメントに指定した値に応じて、以下のようになります。
  small   : 250
  moderate : 330
  large   : 840
  super   : 1400

※マルチシステム機能の場合には、それぞれのシステムごとに容量を確保してください。
注14)
 ディスク容量はIDL定義の量に依存します。
 C/C++コンパイラ動作時には、別途作業用のディスク容量が必要となります。
注15)
 初期量として、8256Kバイトを、初回起動時に獲得します。
 これを超過した場合、1024Kバイト単位で拡張します。
注16)
 データべース連携サービスのシステムログファイルは、isgendefコマンドで指定したシステム規模により異なりますので、以下のとおり見積もってください。
 small   : 1Mバイト以上
 moderate : 2Mバイト以上
 large   : 8Mバイト以上
 super   : 16Mバイト以上
注17)
 “$DIR9”はイベントサービスのチャネル情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“etc/opt”です。
注18)
 “$DIR10”はイベントサービスのログ情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“var/opt”です。
注19)
 Interstage管理コンソールで設定した場合、“$DIR11”は保存先(新規作成)の格納ディレクトリで指定したディレクトリです。以下の容量が必要となります。

 ユニット定義ファイルで設定した場合、“$DIR11”はイベントサービスのユニット定義ファイルの“trandir”、“sysdir”および“userdir”で指定したディレクトリです。各ユニット定義ファイル指定した以下の容量が必要となります。

注20)
 “$DIR12”はPortable-ORBのログ情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“var/opt”です。アプレットとして動作する場合は、アプレットが動作するクライアントマシン上のローカルディスクに、porbeditenvコマンドで“ログ格納ディレクトリ”として指定したディレクトリとなります。
注21)
 “$DIR13”はデータベース連携サービスのトレースログファイル格納ディレクトリです。
注22)
 “$DIR14”はデータベース連携サービスのリソース管理トレースログファイル格納ディレクトリです。
注23)
 “$DIR15”はデータベース連携サービスのリカバリトレースログファイル格納ディレクトリです。
注24)
 “$DIR16”はデータベース連携サービスの監視プロセストレースログファイル格納ディレクトリです。
注25)
 “$DIR17”は旧バージョンServletサービスのログ情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、"var/opt"です。
 セションリカバリ機能時のSessionRegistryサーバが使用するセションのデータサイズは、Session Registryサーバが起動情報をファイルに保存する設定の場合に必要となります。詳細は“J2EEユーザーズガイド”のSession Registryサーバのシステム情報定義ファイルを参照してください。所要量の算出方法は、以下のとおりです。
 0.003 + (サーブレット・コンテナ数 × 0.001)+(セション数 × セションの保持するデータ容量)(MB)
 また、上記以外にログ情報の保存に2MB必要です。
注26)
 "$DIR18"はCOBOL Webサブルーチンの環境変数"CBR_CGI_LOGFILE"または"CBR_EXTCGI_LOGFILE"で指定したログ情報ファイル格納ディレクトリです。
注27)
 "$DIR19"はCOBOL Webサブルーチンのファイルアップロード機能で指定したアップロードファイル格納ディレクトリです。
注28)
 詳細は“MessageQueueDirector 説明書”の“3.2.2.2 ファイル容量の見積り”を参照してください。
注29)
 “$DIR20”はMessageQueueDirector運用操作ツールのトレースファイル格納ディレクトリです。デフォルトディレクトリは"/opt/FJSVmqd/gui/var/trace"です。
注30)
 “$DIR21”は、負荷計測エージェントのログファイル格納ディレクトリです。デフォルトは、 “/var/opt”です。
注31)
 "$DIR22"はSOAPサービスの設定情報格納ディレクトリ配下のetcディレクトリです。デフォルトディレクトリは、/etc/opt/FJSVsoap/etcです。
注32)
 "$DIR23"はSOAPサービスのログ情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、/var/opt/FJSVsoap/logです。
注33)
 "$DIR24"はSOAPサービスの設定情報格納ディレクトリ配下のconfディレクトリです。デフォルトディレクトリは、/etc/opt/FJSVsoap/confです。
注34)
 "$DIR25"はSOAPサービスのSSL用証明書管理ファイル(キーストア)格納先に指定したディレクトリです。
注35)
 "$DIR26"はCORBA/SOAPサーバゲートウェイの格納先のディレクトリです。
注36)
 "$DIR27"はCORBA/SOAPクライアントゲートウェイの格納先のディレクトリです。
注37)
 "$DIR28"はInterstage JMSの定義情報を格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“etc/opt”です。
注38)
 "$DIR29"はInterstage JMSのコンソールファイルを格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは、“var/opt”です。
注39)
 "$DIR30"は、性能監視ツールの性能ログファイルを格納するディレクトリです。
注40)
 所要量(Mbyte) = ispmakeenvで指定する共用メモリサイズ(Mbyte)×(測定時間 ÷ インターバル時間)× 測定日数(日)
注41)
 "$DIR31"は、Interstage動作環境定義の定義項目“TD path for system”で指定したディレクトリです。
注42)
 1つのワークユニット定義サイズ=1000+(500ד[Application Program]セクション定義数”)+(500ד[Resource Manager]セクション定義数”)+(500ד[Nonresident Application Process]セクション定義数”)+(500ד[Multiresident Application Process]セクション定義数”)+ユーザ任意指定文字列データ長
注43)
 ispmakeenvコマンドの-mオプションで指定する共有メモリサイズです。
注44)
 詳細は“ebXML Message Service ユーザーズガイド”の“3章 環境作成”を参照してください。
注45)
 “$DIR33”はebXML Message Serviceの通信ログを格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは“/opt/FJSVebms/ebms/EBMS001/var/trace”です。
注46)
 “$DIR34”はUDDIレジストリサービスのログを格納するディレクトリです。デフォルトディレクトリは“/opt/FJSVuddis/var”です。
注47)
 デフォルト設定でのログ出力で利用するディスク容量です。ログの設定は、UDDIレジストリサービス環境設定ファイルで変更できます。詳細は、“UDDIサービスユーザーズガイド”をご覧ください。
注48)
 “$DIR35”はUDDIレジストリサービスで情報を格納するDSAのディレクトリです。
注49)
 “$DIR36”はInfoDirectoryのDSA作成ディレクトリです。
注50)
 長時間にわたり、連続して更新系の操作を行う場合、「DSA格納先ディレクトリ/Ulogs」配下のディスク使用量が大きくなります。このような操作が想定される場合は、十分なディスク容量をご用意ください。
また、ディスク容量が圧迫され支障が生じる場合は、InfoDirectory使用手引書 DSAデータベースのバックアップ手順にしたがって、「DSAの格納先ディレクトリ/Ulogs」配下のファイルを削除してください。
注51)
 “$DIR37”はInfoDirectory管理ツールエージェントのログディレクトリです。
注52)
 ディスクの空き容量がない場合、ログ格納ディレクトリcomet配下のアーカイブログの日付が古いものから削除してください。
注53)
 “$DIR38”はInfoDirectory管理ツールクライアントのログディレクトリです。
注54)
 ディスクの空き容量がない場合、ログ格納ディレクトリ配下の不要なログを削除してください。
注55)
 “$DIR39”はInterstage シングル・サインオンのアクセスログファイルの出力先ディレクトリです。出力先ディレクトリは、以下のように各サーバによって異なります。
  業務サーバ:/var/opt/FJSVssoaz/log
  認証サーバ:/var/opt/FJSVssoac/log
  リポジトリサーバ:/var/opt/FJSVssosv/log
注56)
 “$DIR40”はSmart Repositoryのアクセスログ作成ディレクトリです。
注57)
 “$DIR41”はSmart Repositoryのデータベース格納先ディレクトリです。
注58)
 一つのリポジトリあたりのディスク所要量です。
 レプリケーション環境の場合、マスタのリポジトリのみ次の計算式となります。
  0.2 × n × s / 500 + 200
  (nはエントリ数、sは1エントリをLDIFで記述したときのサイズ(バイト単位))
 計算式は目安です。ディスク容量は十分に余裕を持たせてください。
 データベース格納先に指定したディスク領域が不足すると、メッセージirep30023を表示し、リポジトリを強制終了します。メッセージirep30023の対処は、“メッセージ集”の“メッセージ番号がirepで始まるメッセージ”を参照してください。
注59)
 “$DIR42”は環境変数OD_HTTPGW_HOMEまたはOD_HOMEで指定された位置のvarディレクトリです。
注60)
 ログファイルのサイズの上限値は、HTTPトンネリングのgwconfigファイルのmax_log_file_sizeで設定することができます。ディスク容量は、バックアップファイルを1つ残すため"max_log_file_sizeで指定した値*2"となります。また、WebサーバにInterstage HTTP Serverを使用している場合は、Interstage HTTP Serverのサーバプロセスごとにログファイルを作成します。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
注61)
 “$DIR43”はJ2EEアプリケーションのアプリケーション資産一式を格納するJ2EE共通ディレクトリです。デフォルトディレクトリは“/var/opt/FJSVj2ee/deployment”です。
注62)
 IJServerワークユニット1つにつき以下を加算してください。
   プロセス多重度×4(コンテナログとコンテナ情報ログのデフォルトディスク使用量)*6(世代分のバックアップ) 以上
 アプリケーションのタイムアウトが多発する場合、アプリケーションで短時間に大量のメッセージを出力する場合、およびデバック情報出力を行う場合は、「J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServer名/log」配下のコンテナ情報ログのディスク使用量が大きくなります。このような操作が想定される場合は、十分なディスク容量をご用意ください。
注63)
 デフォルトで2Mバイトです。アプリケーションで短時間に大量のメッセージを出力する場合、デバック情報出力を行う場合は、ディスク使用量が大きくなります。このような操作が想定される場合は、十分なディスク容量をご用意ください。

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