Interstage Application Server チューニングガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
付録G Interstageシングル・サインオンの環境定義 |
1台のサーバに、リポジトリサーバを構築する場合のチューニングについて説明します。
詳細については、“Webサーバ(Interstage HTTP Server)の環境定義”を参照してください。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のチューニングについては、『C:\INTERSTAGE\F3FMihs\conf\httpd.conf』ファイル内のディレクティブによりチューニングを行います。
【同時アクセス最大数】
ThreadsPerChildに想定する同時アクセス最大数以上を設定します。(default:50)
【クライアント送受信タイムアウト時間】
Timeoutにクライアントとの間でデータパケットを送受信するときに待機する最長の時間(秒)を指定します。(default:600)
SSOリポジトリ(InfoDirectory)の最大同時接続数のチューニングについて説明します。
詳細については、“InfoDirectory使用手引書”の“最大同時接続数のチューニング”を参照してください。
【環境変数】
【IPCパラメタ(ディレクトリサービスプロパティ)】
【DSA定義パラメタ】
SSOリポジトリ(InfoDirectory)の検索時の最大エントリ数のチューニングについて説明します。
詳細については、“InfoDirectory使用手引書”の“検索時のチューニング”を参照してください。
【環境変数】
注1)ロールの総数+ロールセットの総数、または1サイトあたりの保護リソース数のうち、いずれかの最大エントリ数以上の値を指定してください。
注2)検索時の最大エントリ数×約1.5以上を指定してください。
【DSA定義パラメタ】
最大同時認証要求が256ユーザのシステムの場合
・Interstage HTTP Server
ThreadsPerChild=256+α(注3)
Timeout=600(注4)
注3)システムを安定稼動させるため、αには10〜100までの値を設定してください。
注4)接続しているネットワークのトラフィックが増大し、接続が頻繁に中断される場合には、本時間を増やしてください。
・InfoDirectory
IP_MX_CALL=256+α(注5)
INFODIR_MAX_CLIENT=256+α(注5)
ネットワークパラメタ
最大アソシエーションDAP=256+α(注5)
IPCキューあたりの最大メッセージ数(Advanced)=853+α(注6)
注5)システムを安定稼動させるため、αには10〜100までの値を設定してください。
注6)システムを安定稼動させるため、αには33〜333までの値を設定してください。
検索時の最大エントリ数を1万件にする場合
・InfoDirectory
MAXSERCH 10,000+α(注7)
MAXAPDUOUT 150,000
ディレクトリコンフィグレーションの管理制限
サイズ制限 10,000+α(注7)
時間制限 1,200
注7)検索時のエラーを減らすために、αには100〜1000までの値を設定してください。
目次
索引
![]() ![]() |