Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常> 8.11 J2EE Deploymentツールの異常時の対処

8.11.1 何のメッセージも表示せずJ2EE Deploymentツールの起動が失敗する場合

 ApworksをインストールしてJavaの環境設定を行った後に、他のアプリケーションをインストールした場合などは、Apworks以外のJavaが実行されて、何のメッセージも表示せずJ2EE Deploymentツールの起動が失敗することがあります。この場合は次の対処を行ってください。

[ユーザの対処]
 環境変数 ISDEPLOY_JAVA_HOME に、使用するJDK/JREのインストールディレクトリのパス名を設定した後、J2EE Deploymentツールを再起動してください。isdeployコマンドでは、ここに設定されたディレクトリの以下のコマンドを実行します。

bin\java.exe

 【Apworks JDK1.3を使用する場合の設定例:】

set ISDEPLOY_JAVA_HOME=D:\APW\JBK3\jdk

bin/java

 【Apworks JDK1.3を使用する場合の設定例(cshの場合):】

setenv ISDEPLOY_JAVA_HOME /opt/FJSVawjbk/jdk13

 システムのメモリ量が不足している場合にもこの状態となることがあります。メモリが十分に用意されているか確認してください。メモリ量が不足していることが確認された場合には、メインメモリの増設または仮想メモリ領域の拡張を行ってください。


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