Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第5章 Interstage運用時の異常

5.3 業務システム運用時の異常

 業務システムの運用時に、異常が発生した場合の対処方法について、以下の内容で説明します。

Interstageシステムの異常

 業務システム運用中に、Interstageが異常終了した場合には、出力されたエラーメッセージに対する対処を行ってください。
 対処完了後は、isstatコマンドを実行し、動作中のサービスまたはWebサーバ(WebサーバはWindows版、Solaris OE版のみ)が存在しないか確認してください。動作中のサービスまたはWebサーバが存在する場合は、isstop -fコマンドによりInterstageを停止してください。ただし、動作中のサービスを使用している他製品が動作している場合、その製品の運用にも影響しますので、注意してください。

エラーメッセージが通知された場合

 業務システム運用中に、エラーメッセージが通知された場合の対処方法について説明します。

 エラーメッセージが通知された場合は、“メッセージ集”を参照し、対処方法を確認してください。ただし、通知されたメッセージの内容がシステムエラーの場合は、以下の手順で対処してください。

  1. イベントビューアを起動し、以下に示すログをファイルに退避してください。
    − アプリケーション ログ
    − セキュリティ ログ
    − システム ログ
  2. 技術員に連絡してください。

  1. syslog.confファイル内で設定したログファイルを、別ファイルに退避します。
  2. 技術員に連絡してください。

マシンシャットダウン時にtd11045やEXTP4002のメッセージが出力される異常

 拡張システムのInterstage動作中にマシンのシャットダウンが実施された場合は、td11045やEXTP4002のメッセージを出力し、coreファイルが出力される可能性があります。

 マシンをシャットダウンする場合は、実行前に、動作中の拡張システムのInterstageを停止する必要があります。RCプロシジャに、拡張システムのInterstageを停止するスクリプトを登録する等の対処をおこない、マシンのシャットダウン前に、Interstageが停止するようにしてください。


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