Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第1章 障害調査資料の採取> 1.6 CORBAサービスのログ情報の採取

1.6.1 アクセスログのデータ

ログファイル

 アクセスログは、以下のファイルに出力されます

ファイル名

<CORBAサービスインストールパス>\var\accesslog, accesslog.old

ファイル名

<CORBAサービスインストールパス>/var/accesslog, accesslog.old


 Windows(R)クライアント用ライブラリ(ODWIN.DLL)をリンクしたアプリケーションは、アクセスログ採取の対象外となります。

ファイルサイズ

 ログファイルが生成されると、最大で以下のディスク領域が必要となります。ログ採取を行う場合には、十分な領域を確保してください。
 access_log_size値(configファイル)× 2 [バイト]

 configファイルの各パラメタについては、“ログ採取環境(configファイルの設定)”を参照してください。

データ形式

 アクセスログのデータは以下の形式で出力されます。

プロセスID/スレッドID 時刻 メッセージ(可変情報)

 プロセスID/スレッドID
 ログ採取の対象となるメソッドのプロセス・スレッドのID
 時刻
 ログが採取された時刻
 メッセージ(可変情報)
 アクセスログ採取レベルに対応するメッセージが表示されます。詳細は“アクセスログ採取レベル(access_log_levelパラメタ)”を参照してください。

出力例

 アクセスログの出力例を以下に示します。

  764/00000360   Wed Oct 31 16:18:12.132  ObjectDirector started
  764/00000578   Thu Nov 01 21:09:24.033  send standard exception to client 
                 (request_id = 2, excep_id = IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0, minor = 0x464a0080)
  1840/000007A4  Thu Nov 01 21:09:24.033  receive standard exception from server
                 (request_id = 2, excep_id = IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0, minor = 0x464a0880)

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