Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第9章 COM/CORBA連携プログラミング | > 9.5 その他のデータ型の指定方法 |
シーケンスは1次元の配列として扱います。なお、データ型により、定義が異なります。
シーケンスが固定長の場合は、1次元の配列をIDLで指定した個数分、獲得します。シーケンスがlong型で宣言された場合のVisual Basicでの使用例を以下に示します。
typedef sequence<long,10> vec10; // 10個のlong型
Dim vec10(10) As long // 10個のlong型を宣言 vec10(0) = 100 // 各メンバにデータを代入 vec10(1) = 101 // 各メンバにデータを代入 ... vec10(9) = 109 // 各メンバにデータを代入
シーケンスが構造体、共用体、any型、オブジェクト、またはTypeCodeから構成される場合は、シーケンスのメンバをCreateType関数またはCreateTypeById関数でオブジェクトのリファレンスを検索し、その結果をObject型の配列に格納します。シーケンスがstruct型で宣言された場合のVisual Basicでの使用例を以下に示します。
typedef struct STR { // aとbを持つstruct long a,b; } Foo; typedef sequence<Foo,10> FooSeq; // aとbを持つstruct10個のシーケンス
Dim FooSeq(10) As Object // 10個のObject型を宣言 FooSeq(0) = factory.CreateType( obj, "Foo" ) // データ型のリファレンスを10個分検索 FooSeq(1) = factory.CreateType( obj, "Foo" ) ...
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