Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
目次
索引
![]() ![]() |
第6章 アプリケーションの開発(Java言語) | > 6.7 サーバアプリケーションの開発手順と環境設定 |
サーバアプリケーションを起動するには、通常バッチファイルやシェルスクリプトを用意します。起動に際し、環境変数OD_IMPLIDへインプリメンテーションリポジトリIDを設定する必要があります。この設定も起動ファイル内で行うことができます。POAオブジェクトのアダプタ名にインプリメンテーションリポジトリIDを指定する場合はOD_IMPLIDの設定は必要ありません。詳細については、“サーバアプリケーションと環境設定との関連付け”を参照してください。
なお、Javaアプリケーションの実行時には、CLASSPATH変数にJavaのライブラリを設定する必要があります。
CLASSPATH変数設定と起動用ファイルの例を以下に示します。
(OD_HOME: C:\Interstage\ODWIN)
set CLASSPATH=.;%OD_HOME%\etc\class\ODjava.jar;%CLASSPATH% |
注) CLASSPATH変数はインストール時にODjava2.jarと設定されますが、CORBAアプリケーションの実行環境に応じて設定を変更してください(詳細は、“CORBAアプリケーションの実行”を参照してください)。
【起動用バッチファイル例】
set OD_IMPLID=IDL:ODdemo/calculator:1.0 インプリメンテーションリポジトリIDを設定 必要に応じ環境変数の設定等記述 set CLASSPATH=<Server.classのパス>;%CLASSPATH%; java Server サーバクラスを引数に、JavaVM起動 |
(OD_HOME: /opt/FSUNod)
(OD_HOME: /opt/FJSVod)
CLASSPATH変数の他に環境変数LD_LIBRARY_PATHに"$OD_HOME/lib"を設定する必要があります。
CLASSPATH=.:$OD_HOME/etc/class/ODjava2.jar:$CLASSPATH LD_LIBRARY_PATH=$OD_HOME/lib THREADS_FLAG=native export CLASSPATH export LD_LIBRARY_PATH export THREADS_FLAG |
【起動用シェルスクリプト例】
OD_IMPLID= IDL:ODdemo/calculator:1.0 インプリメンテーションリポジトリIDを設定 export OD_IMPLID 必要に応じ環境変数の設定等記述 CLASSPATH=<Server.classのパス>:$OD_HOME/etc/class/ODjava2.jar:$CLASSPATH: LD_LIBRARY_PATH=$OD_HOME/lib THREADS_FLAG=native export CLASSPATH export LD_LIBRARY_PATH export THREADS_FLAG java Server サーバクラスを引数に、JavaVM起動 |
目次
索引
![]() ![]() |