Interstage Application Server チューニングガイド
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第3章 システムのチューニング> 3.1 運用時に必要なシステム資源> 3.1.5 Servletサービスのシステム資源の設定

3.1.5.1 システムパラメタ

 セションリカバリ機能のSession Registryサーバを起動するマシンでシステムパラメタを変更してください。


 Session RegistryサーバはCORBAサービス上で動作しています。以降に示す値にはCORBAサービスの値を含んでいません。そのため“CORBAサービスのシステム環境の設定”のCORBAサービスで必要な値に、以降に示す必要な値を加算してください。

システムパラメタの変更方法:

 /etc/systemを編集し、パラメタ値を変更します。変更後は、システムをリブートしてください。
 なお、変更方法の詳細については、Solaris OEのドキュメントを参照してください。

メッセージキュー

パラメタ

必要数(加算値)

備考(内容)

msgmap

1

メッセージマップのエントリ数

msgmni

1

メッセージキューIDの最大値

セマフォ

パラメタ

必要数(加算値)

備考(内容)

semmns

2

システム全体のセマフォ数

semmni

2

システム全体のセマフォ識別子数

semmsl

2

セマフォ識別子あたりの最大セマフォ数

semmnu

2

システム全体のセマフォ操作の取消記録グループ数

semume

2

プロセスあたりのセマフォ操作の取消記録最大数

共用メモリ

パラメタ

必要数(加算値)

備考(内容)

shmseg

5以上

1プロセスでアタッチ可能な共用メモリセグメント数


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