FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.2 レプリケーション運用のためのセットアップ> 2.2.5 Linkexpress Replication optionのセットアップ

2.2.5.3 動作環境ファイルの作成

Linkexpress Replication optionの動作環境ファイには、Linkexpress Replication optionの動作条件や、Linkexpress Replication optionが管理するファイルの格納先などを指定します。

Linkexpress Replication optionをインストールすると、動作環境ファイルが作成されます。

動作環境ファイルは、上記のファイルを編集して作成します。

なお、Symfoware/RDBをマルチRDBで運用している場合は、動作環境ファイルを作成する手順が異なります。マルチRDBで運用している場合は、動作環境ファイルがRDBシステムごとに必要になります。インストール時に自動作成された動作環境ファイル“lxrepconfig”をコピーし、RDBシステムごとの動作環境ファイルを新規作成します。このときファイル名は、“RDBシステム名_rep.cfg(すべて半角文字で記述します)。”とします。

以下に、マルチRDB運用でない場合とマルチRDB運用の場合との動作環境ファイルの状態を示します。

■動作環境ファイルのオペラン

ここでは、動作環境ファイルに指定するオペランドについて説明します。

■動作環境ファイルの更新につい

レプリケーション運用中に以下のファイルの更新は行わないでください。

これらのファイルの更新は、以下の手順で行ってください。

なお、Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルのオペランド“DEFMNGPATH”と“LOGMNGPATH”の指定値の変更手順は、“2.11.1 ログファイルの再作成とリカバリ”を参照してください。

  1. 複写元システムのすべての利用者プログラムが実行中でないことを確認してください。実行中の場合は、利用者プログラムの終了を待ってから操作を始めてください。

  2. 複写元システムのすべてのレプリケーション業務が処理中でないことを確認します。処理中の場合は、業務の完了を待ってから操作を始めてください。

  3. 複写元システムのすべての一括差分複写業務を中止します。

  4. 複写元システムのすべての抽出定義に対して、差分ログの追出しを行います。

  5. Symfoware/RDBを停止します。

  6. ファイルの各種オペランドの指定値を変更します。

  7. Symfoware/RDBを起動します。

  8. 中止したレプリケーション業務を開始します。

  9. 利用者プログラムを開始します。

参照項目


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