Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのないメッセージ> 第19章 Servletサービスのメッセージ(F3FMjs2,F3FMjs2su,FJSVjs2,FJSVjs2su)> 19.9 2200番台のメッセージ

19.9.5 2211

INFO: 2211: Servlet container (<containername>) exited.

[意味]
 サーブレット・コンテナ(<containername>)を強制的に終了しました。
 

[システムの処理]
 サーブレット・コンテナを強制的に終了します。

[原因]
 Webアプリケーションの終了処理(destroy)で復帰していない可能性があります。

 以下の場合に監視プロセスによるサーブレット・コンテナの強制停止が行われます。

  1. サーブレット・コンテナへの接続が3回失敗した場合、サーブレット・コンテナが停止要求を受け付けできないハングアップ状態にあると判断し、直ちに強制停止します。
  2. サーブレット・コンテナへの接続が3回以内に成功した場合、サーブレット・コンテナの終了を待ちます。
    10分間待っても終了しない場合、ハングアップ状態にあると判断し、強制停止します。
    なお、この10分の待ち合わせの間にSIGKILLによりコンテナを終了した場合、監視プロセスは正常終了と見なします。(「INFO: 2211」は出力されません。)

[ユーザの対処]

 Webアプリケーションを見直してください。

 [原因]、[ユーザの対処]から、問題を解決できない場合は、“Servletの採取資料について"を参照し、必要な資料を採取のうえ、技術員に連絡してください。

 下記の緊急修正が適用されている場合は、サーブレット・コンテナのfull thread dumpが自動的に採取されます。

 full thread dumpは「サーブレット・コンテナの起動ログ」に出力されます。ただし、INTERSTAGE Application Server V3.1の場合は「コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ」に出力されます。
 以下の場合はfull thread dumpは出力されません。

 full thread dumpは、サーブレット・ゲートウェイのタイムアウトの原因や、サーブレット・コンテナが強制停止された原因の調査に有効な資料となります。
 出力されたfull thread dumpよりアプリケーションの問題点を調査してください。

 出力されたfull thread dumpよりタイムアウトの原因を調査し、問題を取り除いてください。
 問題がない場合は以下の資料を採取し技術員に連絡してください。

<full thread dump自動採取機能を含む緊急修正>

VL

製品名

修正番号

5.1/5.1.1

Enterprise Edition

912877-04以降

Standard Edition

912878-04以降

Web-J Edition

912879-03以降

Plus

912880-04以降

5.0.1

Enterprise Edition

912616-02以降

Standard Edition

912617-02以降

Web-J Edition

912618-02以降

5.0

Enterprise Edition

912193-04以降

Standard Edition

912194-04以降

Web-J Edition

912195-04以降

4.1

Enterprise Edition

911892-05以降

Standard Edition

911893-05以降

Web-J Edition

911894-05以降

4.0

Enterprise Edition

911367-06以降

Standard Edition

911368-06以降

Web-J Edition

911562-05以降

3.1

Enterprise Edition

911111-13以降

Standard Edition

911112-13以降

Web-J Edition

911120-13以降


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