Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (イベントサービス編)
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目次
索引

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D.3 使用時の注意事項
サンプルプログラムを使用するときに注意すべき点を以下に示します。
- 環境変数ES_HOMEを設定してください。
イベントサービスの環境変数ES_HOMEにイベントサービスのインストールパスを指定します。
/opt/FJSVes
- 環境変数OD_HOMEを設定してください。
CORBAサービスの環境変数OD_HOMEにCORBAサービスのインストールパスを指定します。
Solaris OE:/opt/FSUNod
Linux:/opt/FJSVod
- ネーミングサービスを使用します。事前に起動しておいてください。
- Pushモデルにおいてコンシューマのサンプルプログラムをkillコマンド等で終了させた状態で、再度コンシューマのサンプルプログラムを起動した場合、同一イベントデータが複数個配信されます。
- 接続情報取得のサンプルプログラムは、イベントサービスのイベントチャネル用です。ノーティフィケーションサービスのイベントチャネル用に変更する場合は、接続情報取得関数インタフェースを変更してください(“イベントチャネルの接続情報の取得”参照)。また、ライブラリの変更については、各言語の“アプリケーションの作成方法”を参照してください。
- Java言語サンプルプログラムに関する注意事項
- 事前に“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“アプリケーションの開発(Java言語)”を参照してください。
- 環境変数CLASSPATHにCORBAサービスおよびイベントサービスが提供するクラスライブラリを指定する必要があります。環境変数を設定するライブラリについては、“クライアントアプリケーションの作成方法”を参照し、設定してください。
例) JDK1.3を使用して、ノーティフィケーションサービスのサンプルプログラムを翻訳、実行する場合。
CLASSPATH=$CLASSPATH:$OD_HOME/etc/class/ODjava2.jar:$ES_HOME/lib/esnotifyjava2.jar
export CLASSPATH
- アプリケーション実行時にはシェルスクリプト(consumer, supplier)を以下のように編集し、ネイティブモードで実行してください。
consumerを以下のように編集してください。
java -native mix_consumer
supplierを以下のように編集してください。
java -native mix_supplier
- グローバルトランザクションのサンプルプログラムに関する注意事項
- グローバルトランザクションのサンプルプログラムを実行する場合は、データベース連携サービスが必要です。Interstageをtype2で初期化してください。
- 環境変数OTS_HOMEを設定してください。
データベース連携サービスの環境変数OTS_HOMEにデータベース連携サービスのインストールディレクトリを指定します。
Solaris OE:/opt/FSUNots
Linux:/opt/FJSVots
- Java言語の場合は、以下の操作を行ってください。
環境変数CLASSPATHにデータベース連携サービスが提供するクラスライブラリを指定します。
例) JDK1.3を使用して、グローバルトランザクションのサンプルプログラムを翻訳/実行する場合。
CLASSPATH=$CLASSPATH:$OD_HOME/etc/class/ODjava2.jar:$ES_HOME/lib/esnotifyjava2.jar:$OTS_HOME/etc/class/otscurrentsv_java2.jar
export CLASSPATH

- C++言語サンプルプログラムに関する注意事項
- SUN WorkShop Compilers 5.0シリーズを使用している場合は、結合するライブラリ、オブジェクトを変更する必要があります。“提供プログラム”を参照し、Makefileを編集してください。
- COBOLサンプルプログラムに関する注意事項
- COBOLサンプルプログラムをスレッドタイプで使用している場合は、結合するライブラリ、オブジェクトを変更する必要があります。“提供プログラム”を参照し、Makefileを編集してください。
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