Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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目次
索引

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E.1.2 実行手順
本節では、サンプルプログラムの実行手順について説明します。なお、サンプルプログラムを実行する前には、“使用時の注意事項”に記述されている操作を行ってください。
(a) C, C++言語のサンプルプログラム
(b) Java言語
(c) OLE
(d) 動的起動インタフェース
(e) 動的スケルトンインタフェース
(f) ネーミングサービス
(g) インタフェースリポジトリ
備考
ここでは、CORBAサービスのインストールフォルダを"C:\INTERSTAGE\ODWIN"とします。
(a) C, C++言語のサンプルプログラム
本項では、C, C++言語のサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
各種データ型 |
complex\samplelist.C\data\*
complex\samplelist.C++\data\* |
四則演算 |
CalcSample\c_s
CalcSample\c_c
CalcSample\c++_s
CalcSample\c++_c |
POAインタフェース |
POA\C++ |
その他 |
simple_s, _c
simple_cpp_s, _c
msg_s, _c
win_s, _c |
(1) 各種データ型他
各種データ型、四則演算のサンプルプログラムの実行方法として、Visual C++4.0を使用したときのcomplex\samplelist.C\data\any_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
また、ワークユニット上で動作させる場合についても説明します。
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\data\any_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"any_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_s.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注5)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- ワークユニット上で動作させる場合と動作させない場合に分けて以下に説明します。
<各種データ型(ワークユニット上で動作させない場合)、四則演算>
サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<各種データ型(ワークユニット上で動作させる場合)>
1) simple.wuの以下の項目をインストール環境に合わせます。
[Control Option]
Path: インストールフォルダを修正します。
Current Directory: カレントフォルダとして使用するフォルダ名に修正します。
2) ワークユニットの起動に必要なワークユニット定義を登録します。
isaddwudef simple.wu
3) ワークユニットを起動します。
isstartwu odsample
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\data\any_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\any_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"any_cファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_stub.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注5)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。(注6)(注7)
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
ワークユニット上で動作させている場合は、以下の操作を行います。
1) ワークユニットを停止します。
isstopwu odsample
2) 不要となったサンプルプログラムのワークユニット定義を削除します。
isdelwudef odsample
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します(実行結果表示後に終了している場合は、不要)。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\data\any_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\any_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) C++サンプルのIDLコンパイル時には-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp simple.idl
注4) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注5) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注6) exception のサンプルプログラムを実行すると、以下のようなメッセージが出力されますが、これらはサンプルプログラムの出力であり、システムや内部で異常が発生したことによるものではありません。
項 |
サンプルプログラム名 |
出力メッセージ |
1 |
complex\samplelist.C\data\exception |
ret = [10]
id = [IDL:ODsample/exceptest/NOT_FOUND:1.0]:Detail [20] Count [3 ]
env_check: invoke ODsample_getinfo fails |
2 |
complex\samplelist.C++\data\exception |
10
NOT_FOUND exception raised!
exception-id = IDL:ODsample/exceptest/NOTFOUND:1.0 |
注7) ゼロ除算例外を行うサンプルプログラムを実行すると、以下のようなメッセージが出力されますが、これらはサンプルプログラムの出力であり、システムや内部で異常が発生したことによるものではありません。
項 |
サンプルプログラム名 |
出力メッセージ |
1 |
CalcSample\c |
env_check: ODdemo_calculator_calculate [IDL:ODdemo/calculator/ZEROPARAM:1.0]fails |
2 |
CalcSample\c++ |
exception-id = IDL:ODdemo/calculator/ZEROPARAM:1.0 |
(2) その他(データ入力1)
データ入力機能を持つサンプルプログラムとして、Visual C++4.0を使用したときのsimple_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\simple_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"simple_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注4)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\simple_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\simple_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"simpleファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_stub.c
・Win.c
・Win.def
・Win.rc
・Winfunc.c
・Win.h(省略可)
・Winres.h(省略可)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注4)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのメッセージボックスが起動されますので、バー項目"OD"より"init"を選択します。表示された2つの各入力フィールドには未入力のままOKボタンを押下します。すべてOKのメッセージを確認した後、キャンセルボタンで"init"を終了します。その後バー項目より"test"を選択し、2つの各入力フィールドに数値を入力すると入力値の加算結果が返ります。>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\simple_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\simple_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注4) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
(3) その他(データ入力2)
データ入力機能を持つサンプルプログラムとして、Visual C++4.0を使用したときのsimple_cpp_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)(注3)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\simple_cpp_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc -vcpp intf1.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックして、Visual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"simple_cpp_sファイル"と表示)をクリックします。intf1_s.cpp以外のファイルが表示されたときは、intf1_s.cppを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・intf1.h
・intf1_cdr.cpp
・intf1_cdr.h
・intf1_skel.cpp
・intf1_c++.cpp
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注5)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\simple_cpp_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\simple_cpp_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc -vcpp intf1.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックして、Visual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"intf1_cファイル"と表示)をクリックします。intf1_c.cpp以外のファイルが表示されたときは、intf1_c.cppを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」−「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・intf1.h
・intf1_cdr.cpp
・intf1_cdr.h
・intf1_stub.cpp
・intf1_c++.cpp
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注5)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に数値の入力要求があるので入力します。その入力後に累積値が表示されます。>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\simple_cpp_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\simple_cpp_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。
注2) それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注3) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注4) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525):ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14):ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注5) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
(4) その他(データ入力3)
データ入力機能を持つサンプルプログラムとして、Visual C++4.0を使用したときのMsg_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Msg_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc Msg.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"Msg_sファイル"と表示)をクリックします。Msg_s.c以外のファイルが表示されたときは、Msg_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・Msg.h
・Msg_cdr.c
・Msg_cdr.h
・Msg_skel.c
・Arg.c
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注4)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。(注5)
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Msg_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\Msg_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc Msg.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"Msg_cファイル"と表示)をクリックします。Msg_c.c以外のファイルが表示されたときは、Msg_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・Msg.h
・Msg_cdr.c
・Msg_cdr.h
・Msg_stub.c
・Win.c
・Win.def
・Win.rc
・Winfunc.c
・Win.h(省略可)
・Winres.h(省略可)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注4)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。(注6)(注7)
<実行したクライアントアプリケーションのメッセージボックスが起動されますので、バー項目"OD"より"init"を選択します。表示された2つの各入力フィールドには未入力のままOKボタンを押下します。すべてOKのメッセージを確認した後、キャンセルボタンで"init"を終了します。その後バー項目"OD"より"test"を選択し、2つの各入力フィールドに入力が終了すると各パラメタの入力内容を確認する旨のメッセージボックスが表示されますので、その時点でOKボタンを押下して終了させます。その後、表示されたオペレーション実行OKの旨のメッセージボックスを終了させると入力値の加算結果が返ります。>
- 実行したサーバアプリケーションをWindows(R)機能のタスクマネージャ「プロセス終了」で終了させます。(注5)
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Msg_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\Msg_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注4) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注5) タスクマネージャの警告が表示される場合がありますが、サンプルプログラムの動作には問題ありません。
注6) 第1パラメタには文字および文字列を、第2パラメタには数値を入力して実行させてください。
注7) サーバアプリケーションのコンソールなどは起動されません。
(5) その他(データ入力4)
データ入力機能を持つサンプルプログラムとして、Visual C++4.0を使用したときのWin_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Win_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"simple_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注4)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Win_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\Win_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"simpleファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_stub.c
・Win.c
・Win.def
・Win.rc
・Winfunc.c
・Win.h(省略可)
・Winres.h(省略可)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注4)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのメッセージボックスが起動されますので、バー項目"OD"より"init"を選択します。表示された2つの各入力フィールドには未入力のままOKボタンを押下します。すべてOKのメッセージを確認した後、キャンセルボタンで"init"を終了します。その後バー項目より"test"を選択し、2つの各入力フィールドに数値を入力するとオペレーション実行前の確認OKの旨のメッセージボックスが表示された後に入力値の加算結果が返ります。>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Win_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\Win_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注4) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
(6) POAインタフェース
POAインタフェースのサンプルプログラムとして、Visual C++5.0を使用したときのdefaultservant_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\poa\C++\01_DefaultServant
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc -vcpp -poa simple.idl(注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.dsw)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"DefaultServant_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.cpp以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cppを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「プロジェクト」-「プロジェクトに追加」-「ファイル」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・simple.h
・simple_cdr.cpp
・simple_cdr.h
・simple_skel.cpp
・simple_stub.cpp
・simple_c++.cpp
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注4)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してサーバアプリケーションを起動します。
exec-SV.bat
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\poa\C++\01_DefaultServantフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\DefaultServant_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc -vcpp -poa simple.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.dsw)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"DefaultServant_cファイル"と表示)をクリックします。simple_c.cpp以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cppを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「プロジェクト」-「プロジェクトに追加」-「ファイル」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・simple.h
・simple_cdr.cpp
・simple_cdr.h
・simple_stub.cpp
・simple_c++.cpp
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、POAインタフェースの実行時は、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行しクライアントアプリケーションを起動します。
exec-CL.bat
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Win_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\DefaultServant_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、またはエクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) tieクラス方式のIDLコンパイル時は、-tieオプションを付けてコンパイルします。
例.IDLc -vcpp -poa -tie simple.idl
注4) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注意事項
08_factory_1_instance_tieのサーバアプリケーションを使用する場合は、Visual C++の「プロジェクトの設定」でRTTIを使用してください。
(b) Java言語
本項では、Java言語のサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
各種データ型 |
complex\samplelist.Java\data\* |
POAインタフェース |
POA\java\* |
POA\java_1_4\* (JDK/JRE1.4用) |
四則演算 |
CalcSample\java |
その他 |
java |

Java言語のCORBAアプリケーションをコンパイル、実行するためには、環境設定を行う必要があります。環境設定については、“CORBAアプリケーションの実行” を参照してください。なお、環境設定を行わない場合、サンプルプログラムを正常に動作させることはできません。
(1) 各種データ型、POAインタフェース
各種データ型、POAインタフェースのサンプルプログラムの実行方法として、complex\samplelist.Java\data\arrayの実行例を説明します。
また、ワークユニット上で動作させる場合についても説明します。
- 環境変数CLASSPATHを設定します。
set CLASSPATH=.;C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\Class\ODjava.jar;%CLASSPATH%
注) CLASSPATH変数はインストール時にODjava2.jarと設定されますが、使用するCORBAアプリケーションの実行環境に応じて設定を変更してください。
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\SAMPLE\COMPLEX\samplelist.Java\DATA\ARRAY
- サーバ、およびクライアントアプリケーションを作成します。
make.bat
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- ワークユニット上で動作させる場合と動作させない場合に分けて以下に説明します。
<各種データ型(ワークユニット上で動作させない場合)、POAインタフェース>
サーバアプリケーションを実行します。
exec-SV.bat
<各種データ型(ワークユニット上で動作させる場合)>
1) simple.wuの以下の項目をインストール環境に合わせます。
[Control Option]
Path: インストールフォルダを修正します。
Current Directory: カレントフォルダとして使用するフォルダ名に修正します。
[Application Program]
CLASSPATH for Application: インストールフォルダを修正します。
2) ワークユニットの起動に必要なワークユニット定義を登録します。
isaddwudef simple.wu
3) ワークユニットを起動します。
isstartwu odsample
- 別のDOSウィンドウを起動し、1.および2.の手順を行った後、クライアントアプリケーションを実行します。
exec-CL.bat
<実行結果が表示されます>
- サーバアプリケーションを終了させます。
ワークユニット上で動作させている場合は、以下の操作を行います。
1) ワークユニットを停止します。
isstopwu odsample
2) 不要となったサンプルプログラムのワークユニット定義を削除します。
isdelwudef odsample
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
(2) 四則演算
ここでは、CalcSample\javaの実行例を説明します。クライアントマシン上にはNetscape NavigatorまたはInternet ExplorerにJBKプラグインをインストールしておいてください。
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\SAMPLE\CalcSample\C_S(c++_sも可) (注1)
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注2)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_s.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します(C++サンプルの場合はxxx.cpp)。
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注3)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
- (クライアントの準備)以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\java
- (クライアントの準備)Javaクライアントのためのスタブ等を生成します。
make.bat
<クライアント>
- サーバのC:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\javaフォルダ配下にあるすべてのファイルをクライアントマシンの作業用フォルダ配下へコピーします。ここでは、作業用フォルダをC:\TEMPとします(クライアントマシンへのコピーは、ファイル共有およびエクスプローラ等を利用して行ってください)。
- 作業用フォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\TEMP
- バッチファイルを実行してJavaのソースをコンパイルします。
apl-compile.bat
- ブラウザを起動します。
エクスプローラからCalcSample.htmlをダブルクリックして、ブラウザを起動します。
- 入力画面から数値や文字を入力して"OK"ボタンをクリックします。
<サーバ>
- サーバアプリケーションを終了させます。
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) 本サンプルプログラムを実行するときは、以下のどちらかのサーバアプリケーションを使用します。
・CalcSample\c_s
・CalcSample\c++_s
注2) C++サンプルのIDLコンパイル時には-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp simple.idl
注3) VC++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上問題ありません。
(3) その他
ここでは、javaの実行例を説明します。マシン上にはNetscape NavigatorまたはInternet ExplorerにJBKプラグインをインストールしておいてください。
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Java\Server
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc sample.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_sファイル"と表示)をクリックします。sample_s.c以外のファイルが表示されたときは、sample_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・sample.h
・sample_cdr.c
・sample_cdr.h
・sample_skel.c
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注1)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
- (クライアントの準備)以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Java\Client
- (クライアントの準備)Javaクライアントのためのスタブ等を生成します。
make.bat
<クライアント>
- サーバのC:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Java\Clientフォルダ配下にあるすべてのファイルをクライアントマシンの作業用フォルダ配下へコピーします。ここでは、作業用フォルダをC:\TEMPとします(クライアントマシンへのコピーは、ファイル共有およびエクスプローラ等を利用してください)。
- 1.の転送先と同じフォルダ(C:\TEMP)の配下に、クライアントのC:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\Java\Clientフォルダ配下のファイルをコピーします(idlファイルは上書されますが影響ありません)。
- バッチファイルを実行してJavaのソースをコンパイルします。
apl-compile.bat
- ブラウザを起動します。
エクスプローラからAppSample.htmlをダブルクリックして、ブラウザを起動します。
- 入力画面から数値や文字を入力して"OK"ボタンをクリックします。
<サーバ>
- サーバアプリケーションを終了させます。
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) VC++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上問題ありません。
(c) OLE
本項では、OLEインタフェースを用いたサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
四則演算 |
CalcSample\ole |
その他 |
ole |
(1) 四則演算
ここでは、CalcSample\oleの実行例を説明します。(注1)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。(注2)
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\c_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルはsimple_s.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注5)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- - (注1)の形式で使用する場合のみ
サーバマシンのC:\INTERSTAGE\ODWIN\src\CalcSample\oleフォルダ配下にあるForm1.frmファイルをクライアントマシンへコピーします。サーバローカル動作の場合は、クライアントへのコピーは不要です。(注1)
- エクスプローラからコピーしたForm1.frmをダブルクリックしてVisual Basicを起動します。
- Visual Basicのメニューバーから[実行]−[開始]を選択します。
- 表示されたVisual Basicのフォーム中の入力フィールド"Input A", "Input B"に数値を入力します。(注6)
- STARTボタンをクリックします。
<実行結果が表示されます>
<サーバ>
- サーバアプリケーションを終了します。
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister
注1) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注2) サーバアプリケーションのサンプルプログラムは、CalcSample\c_sまたはCalcSample\c++_sを使用します。
注3) C++サンプルのIDLコンパイル時には-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp simple.idl
注4) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注5) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注6) 入力フィールド"Input B"に0(ゼロ)を入力すると、以下のようなゼロ除算例外が発生した旨のメッセージが出力します。
CORBA User Exception: [IDL:ODdemo/calculator/ZEROPARAM:1.0]
(2) その他
ここでは、Visual C++4.0を使用したときのoleの実行例を示します。
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\ole\server
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc sample.idl
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"oleファイル"と表示)をクリックします。sample_s.c以外のファイルが表示されたときは、sample_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
・sample.h
・sample_cdr.c
・sample_cdr.h
・sample_skel.c
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注1)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションケーションを作成します。(注2)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが初期化完了の旨のメッセージが表示されるとともに起動されます>
<クライアント>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。(注3)
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\ole\client
- エクスプローラからSample.frmをダブルクリックしてVisual Basicを起動します。
- 起動したVisual Basicのメニューバーから[実行]−[開始]を選択します。
- 表示されたVisual Basicのフォーム中の入力フィールド"Data A", "Data B"に数値を入力します。
- STARTボタンをクリックします。
<実行結果が表示されます>
- ENDボタンをクリックすると起動したVisual Basicのフォームが終了します。
<サーバ>
- サーバアプリケーションを終了します。
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister
注1) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注2) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注3) クライアントマシンと通信させて使用したい場合は、クライアント媒体がインストールされているマシンのC:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\oleを使用してください。
(d) 動的起動インタフェース
本項では、動的起動インタフェースを用いたサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
動的起動インタフェース |
complex\samplelist.C\dii\*
complex\samplelist.C++\dii\* |
四則演算(クライアントのみ) |
CalcSample\c_dii
CalcSample\c++_dii |
(1) 動的起動インタフェース
ここでは、Visual C++4.0を使用したときのcomplex\samplelist.C\dii\dyn1_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\dii\dyn1_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"dyn1_sファイル"と表示)をクリックします。simple_server.c以外のファイルが表示されたときは、simple_server.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注5)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注6)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\dii\dyn1_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\dyn1_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"dyn1_cファイル"と表示)をクリックします。simple_client.c以外のファイルが表示されたときは、simple_client.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。(注7)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_stub.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注5)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注6)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します(実行結果表示後に終了している場合は省略)。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\dii\dyn1_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、またはエクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) C++サンプルのIDLコンパイル時には、-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp simple.idl
注4) C++言語のサンプルプログラムのサーバアプリケーション名は、"simple_s.cpp"です。
注5) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注6) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注7) C++言語のサンプルプログラムのクライアントアプリケーション名は、"simple_c.cpp"です。
(2) 四則演算
ここでは、Visual C++4.0を使用したときのCalcSample\c_diiの実行例を説明します。(注1)
<クライアント>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\c_dii
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl (注2)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_diiファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_stub.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注4)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
<サーバ>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\c_diiフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\c_s (注5)
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注2)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_s.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c
・simple_cdr.h
・simple_skel.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注4)
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\c_dii
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します(実行結果表示後に終了している場合は不要)。
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注2) C++サンプルのIDLコンパイル時には-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例.IDLc -vcpp simple.idl
注3) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注4) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注5) CalcSample\c_diiのときは、CalcSamplemple\c_sのサーバアプリケーションを使用します。
CalcSample\c++_diiのときは、CalcSample\c++_sのサーバアプリケーションを使用します。
(e) 動的スケルトンインタフェース
本項では、動的スケルトンインタフェースを用いたサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
動的スケルトンインタフェース |
complex\samplelist.C\dsi\*
complex\samplelist.C++\dsi\* |
四則演算(サーバのみ) |
CalcSample\c_dsi
CalcSample\c++_dsi
CalcSample\c++poa_dsi |
(1) 動的スケルトンインタフェース
ここでは、Visual C++4.0を使用したときのcomplex\samplelist.C\dsi\dsi_s, _cの実行例を説明します。(注1)(注2)
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\dsi\dsi_s
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"dsi_sファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++はsimple_s.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c(C++サンプルの場合は不要)
・simple_cdr.h(C/C++サンプルともに省略可)
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注5)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\dsi\dsi_sフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\dsi_c
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl (注3)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"dsi_cファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c(C/C++サンプルともに省略可)
・simple_cdr.h(C/C++サンプルともに省略可)
・simple_stub.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注4)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注5)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します(実行結果表示後に終了している場合は不要)。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\dsi\dsi_cフォルダからサーバアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\dsi_s
<サーバ>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダで、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
注2) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注3) C++のIDLコンパイル時には、-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp simple.idl
注4) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注5) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
(2) 四則演算
ここでは、Visual C++4.0を使用したときのCalcSample\c_dsiの実行例を説明します。(注1)
<サーバ>
- サンプルプログラムのフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\c_dsi
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスケルトンを作成します。
IDLc simple.idl (注2)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_dsiファイル"と表示)をクリックします。simple_s.c以外のファイルが表示されたときは、simple_s.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_s.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c(C++サンプルの場合は不要)
・simple_cdr.h(C/C++ともに省略可)
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
・simple_skel.cpp(C++POAサンプルの場合のみ)
・simple_stub.cpp(C++POAサンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。(注4)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- サーバアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したサーバアプリケーションのコンソールが起動されます>
<クライアント>
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\CalcSample\c_dsiフォルダ配下のサンプルプログラムに対応したクライアントアプリケーションのサンプルフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\c_c (注6)
- コマンドプロンプト上でIDLコンパイラを実行してスタブを作成します。
IDLc simple.idl (注2)
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"c_cファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「挿入」-「プロジェクトファイルを追加」を選択します。
- ダイアログボックス中のファイルの種類から"すべてのファイル"を選択します。
- ダイアログボックスに表示されたファイルの中から以下のファイルを追加します。
(C++サンプルの場合はxxx.cpp)
・simple.h
・simple_cdr.c(C/C++サンプルともに省略可)
・simple_cdr.h(C/C++サンプルともに省略可)
・simple_stub.c
・simple_c++.cpp(C++サンプルの場合のみ)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注3)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注4)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます> (注7)
- 実行したサーバアプリケーションを終了します。
- 実行したクライアントアプリケーションを終了します(実行結果表示後に終了している場合は不要)。
<サーバ>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\c_dsi
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) クライアントサーバ形式で通信させて使用する場合は、クライアントアプリケーションのIDLコンパイルをサーバ側で行った後、クライアント側へは各C/Sマシンの共有機能を使用してコピーするか、または、エクスプローラなどで媒体を介してコピーしてから使用します。
注2) C++サンプルのIDLコンパイル時には-vcppオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp simple.idl
また、C++POAサンプルプログラムのIDLコンパイル時は、-vcppオプションまたは-poaオプションを付けてコンパイルします。
例. IDLc -vcpp -poa simple.idl
注3) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注4) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
また、C++POAサンプルプログラムを使用する場合は、サーバアプリケーションを作成する前にVisual C++の「プロジェクトの設定」でRTTIを使用するように設定します。
注5) C++POAサンプルプログラムを使用する場合は、Visual C++起動前に環境変数OD_IMPLIDを指定するか、またはコマンドプロンプトなどでexec-SV.batを使用してサーバアプリケーションを実行してください。
注6) CalcSample\c_dsiのときはCalcSample\cのクライアントアプリケーションを使用します。
CalcSample\c++_dsiのときはCalcSample\c++のクライアントアプリケーションを使用します。
CalcSample\c++poa_dsiのときはCalcSample\c++のクライアントアプリケーションを使用します。
注7) クライアントアプリケーションの実行結果として、以下のようなメッセージが出力されますが、これらはサンプルプログラムの出力であり、システムや内部で異常が発生したことによるものではありません。
項 |
サンプルプログラム名 |
出力メッセージ |
1 |
CalcSample\c_dsi |
env_check: ODdemo_calculator_calculate
[IDL:ODdemo\calculator\ZEROPARAM:1.0]fails |
2 |
CalcSample\c++_dsi |
exception-id=IDL:ODdemo/calculator/ZEROPARAM:1.0 |
(f) ネーミングサービス
本項では、ネーミングサービスのサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
ネーミングサービス |
complex\samplelist.C\naming\*
complex\samplelist.C++\naming\* |
(1) listメソッド
listメソッドのサンプルプログラムとして、Visual C++4.0を使用したときのcomplex\samplelist.C\naming\listの実行例を説明します。
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\naming\list
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"listファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注1)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注2)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注2) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
(2) bind, resolve, destroyメソッド
bind, resolve, destroyメソッドのサンプルプログラムとして、Visual C++4.0を使用したときのcomplex\samplelist.C\namingの実行例を説明します。
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\complex\samplelist.C\naming\bind
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"listファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注1)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注2)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。
register.bat
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。(注3)
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\resolve
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"listファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注1)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注2)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。(注3)
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\destroy
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"listファイル"と表示)をクリックします。simple_c.c以外のファイルが表示されたときは、simple_c.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します(C++サンプルの場合はsimple_c.cpp)。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注1)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注2)
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。(注3)
<実行したクライアントアプリケーションのコンソールが起動されると同時に実行結果の内容が表示されます>
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd ..\bind
不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。
unregister.bat
注1) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注2) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注3) サンプルプログラムのbind,resolve,destroyが正常に動作したときは、何も出力されません。
(g) インタフェースリポジトリ
本項では、インタフェースリポジトリのサンプルプログラムの実行手順について説明します。
種別 |
フォルダ |
インタフェースリポジトリ |
irsample\* |
ここでは、Visual C++4.0を使用したときのirsample\csample1の実行例を説明します。
- 以下のフォルダへ現フォルダを移動します。
cd C:\INTERSTAGE\ODWIN\src\sample\irsample\csample1
- エクスプローラなどからプロジェクトワークスペース(.mdp)ファイルをダブルクリックしてVisual C++を起動します。
- 起動されたVisual C++の画面から"FileView"をクリックした後、メインプロジェクトフォルダ(実行例では"Csample1ファイル"と表示)をクリックします。irsample1.c以外のファイルが表示されたときは、irsample1.cを除くすべてのファイルをメニューバーから「編集」-「削除」を選択して削除します。
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「すべての依存関係を更新」を選択した後、"OK"をクリックします。(注1)
- 起動されたVisual C++のメニューバーから「ビルド」-「ビルド」を選択してクライアントアプリケーションを作成します。(注2)
- サンプルプログラムを実行するために必要なインタフェース定義情報を登録します。(注3)
register.bat
- クライアントアプリケーションの作成が正常終了した後、メニューバーから「ビルド」-「実行」を選択します。
<実行したクライアントアプリケーションの実行結果内容がメッセージボックスとして表示されます>
- 不要となったサンプルプログラムのインタフェース定義情報を削除します。
unregister.bat
注1) 初回選択時に以下に示すようなメッセージが表示されますが、サンプルプログラムの作成/動作上は問題ありません。
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\orb.h(525): ファイルOM_stub_skel.hが見つかりません。
:
C:\INTERSTAGE\ODWIN\include\om_stsk.h(14): ファイルOM_cdr_lib.hが見つかりません。
注2) Visual C++5.0以降を使用した場合、サンプルプログラムのコンパイル時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
注3) 初回実行(インタフェース情報登録)時に以下のメッセージが表示されますが、動作に問題はありません。
IDLinst(I/R): Object to delete is none.
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