Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第4章 各アプリケーションのワークユニット運用 |
Interstage配下外である一般アプリケーションをワークユニット上で動作させる場合の環境作成、および運用手順は以下のとおりです。
一般アプリケーションをワークユニットで動作させる場合、1.〜4の作業が必要になります。
ワークユニットで動作させる一般アプリケーションの作成を行います。また、ワークユニットで使用する前に単独で起動を行い、テストを行っておく必要があります。
ワークユニットの操作に必要な一般アプリケーションの情報を設定し、登録する必要があります。
セクション名 |
定義項目名 |
設定内容 |
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WORK UNIT |
Name(ワークユニット名) |
ワークユニット名を設定します。 |
Kind(ワークユニット種別) |
ワークユニット上でInterstage配下外の一般アプリケーションを動作させる場合に“UTY”と設定します。 |
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Control Option |
Path(アプリケーションライブラリパス) |
一般アプリケーションが存在するパスを設定します。 |
Current Directory(カレントディレクトリ) |
アプリケーションが動作するディレクトリを指定します。アプリケーションは“当項目で指定されたディレクトリ/ワークユニット名/プロセスID”ディレクトリの配下で動作します。 |
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Application Retry Count(連続異常終了回数) |
自動再起動不可となるまでのアプリケーションの連続異常終了回数を設定します。“WorkUnit Automatic Stop Mode:”ステートメントに“YES”が設定されている場合は、当項目は無視されます。 |
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Path for Application(アプリケーション使用パス) |
アプリケーションが動作時に使用するパス(環境変数PATH)を設定します。 |
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Library for Application(アプリケーション使用ライブラリパス) |
アプリケーションが動作時に使用するライブラリパス(環境変数LD_LIBRARY_PATH)を設定します。 |
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Environment Variable(環境変数) |
アプリケーションが動作時に使用する環境変数を設定します。 |
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Maximum Processing Time For Exit Program(出口プログラム最大処理時間) |
出口プログラム(プロセス停止出口)の最大処理時間の監視値を設定します。[Control Option]セクションに設定した場合、ワークユニット配下のアプリケーションに対しては有効になります。ただし、[Application Program]セクションにも設定されている場合、当該アプリケーションに関しては、[Application Program]セクションに設定された値が有効になります。 |
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Executable File of Exit Program for Salvage(回収出口プログラム実行ファイル名) |
プロセス停止出口を使用する場合、プロセス停止出口プログラムが設定されている実行ファイルを設定します。[Control Option]セクションか[Application Program]セクションに設定します。[Application Program]セクションに設定されていない場合、[Control Option]セクションに設定された実行ファイルが有効になります。 |
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WorkUnit Automatic Stop Mode(自動停止モード) |
ワークユニット自動停止を行う場合に設定します。 |
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Application Program |
Executable File(実行ファイル名) |
ワークユニットで動作させる一般アプリケーションを指定します。 |
Concurrency(プロセス多重度) |
起動するアプリケーションの多重度を設定します。 |
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Environment Variable(環境変数) |
アプリケーションが動作時に使用する環境変数を設定します。[Control Option]セクションの“Environment Variable:”ステートメントで同一名の環境変数が設定された場合、当該[Application Program]セクションに設定されたアプリケーションに関しては、当項目が有効となります。 |
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Param for Executable File(起動パラメタ) |
アプリケーション起動時に渡すパラメタを設定します。 |
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Reset Time for Application Retry Count(リトライカウントリセット時間) |
現在の異常終了回数をリセットするまでの連続無停止時間を設定します。 |
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Exit Program for Terminating Process(プロセス停止出口プログラム名) |
起動したアプリケーションプロセスを停止するプログラム名を設定します。 |
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Executable File of Exit Program for Salvage(回収出口プログラム実行ファイル名) |
プロセス停止出口を使用する場合、プロセス停止出口プログラムが設定されている実行ファイルを設定します。[Control Option]セクションか[Application Program]セクションに設定します。[Control Option]セクションにも設定されている場合、[Application Program]セクションに設定されたアプリケーションに関しては、当項目で設定した実行ファイルが有効になります。 |
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Maximum Processing Time For Exit Program(出口プログラム最大処理時間) |
出口プログラム(プロセス停止出口)の最大処理時間の監視値を設定します。[Control Option]セクションにも登録されている場合、こちらの値が当該出口プログラムに対しては有効になります。 |
ワークユニット定義で設定した一般アプリケーションの起動を行います。起動はisstartwuコマンドでワークユニット名を指定して行います。
起動中のワークユニットの停止を行います。
停止にはコマンドによる停止と、アプリケーションがすべて停止したのを待ってワークユニット停止とする2パターンがあります。
コマンドによる停止には以下の2つがあります。通常停止はisstopwuコマンドでワークユニット名を指定して行います。強制停止の場合は、-cも指定します。
すべてのアプリケーションの停止を契機としたワークユニット停止は以下のとおりです。
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