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Systemwalker Network Assist V13.2.0導入手引書

3.3.1 ポーリング間隔を見積もる

Network AssistはSNMP/pingを使用して定期的にポーリングを行い、装置状態を監視するため、ポーリング間隔の見積もりが必要です。

ポイント

ポーリング設定時、状態ポーリング/統計ポーリングの各ポーリング間隔は、以下で算出されるポーリング間隔を設定します。

ポーリング設定の詳細はSystemwalker Network Assist操作手引書を参照してください。

SNMPを使用する場合

ポーリング間隔見積もりの例

  • 状態ポーリング

    • 1ノードの状態ポーリング間隔算出

      (インタフェース数 = 10個の場合)

      {40 + (30 × 10[インタフェース])} × 0.125[秒] = 42.5[秒]
    • 1FDDIリングの状態ポーリング間隔算出

      (ProxySMT装置に実装されているインタフェース数 = 10、FDDIリング内ノード数 = 10台の場合)

      {10 + (2 × 10[インタフェース]) + (36 × 10[台])} × 0.125[秒] = 48.75[秒]
    • 状態ポーリング間隔算出

      (状態ポーリング実施ノード数 = 50台、状態ポーリング実施FDDIリング数 = 2、インタフェース数 = 各10の場合)

      {(1ノードの状態ポーリング間隔 42.5[秒] × 50[台]) + (1FDDIリングの状態ポーリング間隔 48.75[秒] × 2)} × 0.50 = 1111.25[秒] = 19[分]
  • 統計ポーリング

    • 1ノードの統計ポーリング間隔算出

      (インタフェース数 = 10、指定した統計MIB個数 = 5個の場合)

      {(5[個] × 10[インタフェース])} × 0.125[秒] = 6.25[秒]
    • 1FDDIリングの統計ポーリング間隔算出

      (FDDIリング内ノード数 = 10台、指定した統計MIB個数 = 5の場合)

      {(5[個] × 10[台])} × 0.125[秒] = 6.25[秒]
    • 統計ポーリング間隔算出

      (統計ポーリング実施ノード数 = 50台、統計ポーリング実施FDDIリング数 = 2、FDDIリング内ノード数 = 各10台、インタフェース数 = 各10の場合)

      {(1ノードの統計ポーリング間隔 6.25[秒] × 50[台]) + (1FDDIリングの統計ポーリング間隔 6.25[秒] × 2)} × 0.50 = 162.5[秒] = 3[分]

稼働監視を使用する場合

注意

稼働監視で常時停止しているノードを登録すると、上記応答時間の平均値は増加します。