Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第5章 異常時の運用> 5.8 正系ノードでのDBミラーリングシステムの異常> 5.8.5 データベースの二重化処理の異常

5.8.5.3 RLP閉塞

何らかの原因により、RLPが閉塞した場合のリカバリ方法を示します。

例えば、副系ノードのダウンや保守作業の長期化により、長期間に渡り副系ノードでのデータベースの二重化処理が停止し、RERUNログを蓄積するRLCの容量が枯渇した場合にデータベースの複製処理が継続できなくなり、RLPが閉塞します。

RLPが閉塞した場合には以下のメッセージがコンソールに出力されます。

SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 32021: Inhibition state of RLP was detected.

また、Symfoware/RDBには以下のメッセージが出力されます。

rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'

RLPが閉塞した場合には、副系ノードへの切替えが不可能となり、利用者業務を停止した後に、DCUの再構築が必要となります。
なお、RLP閉塞となった原因については、出力されたメッセージを参照し、再構築手順内でリカバリも実施してください。

DCUの再構築については“DCUの再構築”を参照してください。

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