Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第3章 モニタリング | > 3.4 DBミラーリングシステムの資源容量不足の監視 |
RLCにまたがって格納されているトランザクションのRERUNログは、RERUNログ引継ぎファイルに一時格納されています。
RERUNログ引継ぎファイルが満杯となると、RERUNログ抽出が続行不可でRLP閉塞となり、DBミラーリングシステムの運用は停止します。
このため、RERUNログ引継ぎファイルの使用状況を取得することで、DBミラーリングシステムの停止を事前に防止します。
RERUNログ引継ぎファイルの状態は、rdbbccntfコマンドで表示します。
$ rdbbccntf -V -p RLP名 |
$ rdbbccntf -V -p rlp001 RDBII rdbbccntf DATE:2006/09/13 TIME:11/32/52 RLPName : rlp001 Path : /home/bkup/bkup1/rdb7/env/contdir_ref/rlp001.cnf Status : avail AllocateSize : 10124K LogareaSize : 5056K UsedSize : 0K Serial : 1 |
RERUNログ引継ぎファイルの状態表示の結果、UsedSize(RERUNログ引継ぎファイル内に保持している未解決トランザクションのRERUNログ容量)の値がLogareaSize(RERUNログ引継ぎファイル内の未解決トランザクションのRERUNログを格納する領域の容量)の値に近い場合には、容量の見直しを行ってください。
RERUNログ引継ぎファイルの使用状況を取得する場合には、DBミラーリングサービスをリカバリ停止してから行ってください。手順は副系ノードでの性能情報の取得と同じです。
RERUNログ引継ぎファイルの見積り方法については“セットアップガイド”の “RERUNログ引継ぎファイルの見積り”を参照してください。
副系ノードでの性能情報の取得の手順については“副系ノードでの性能情報の取得”を参照してください。
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