Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法 | > 2.8 リカバリポイントの利用 | > 2.8.1 リカバリポイントを利用したデータベースのリカバリ |
正系ノードでは、Symfoware Serverのコマンドでリカバリポイントを設定します。
このリカバリポイントは、DBミラーリングシステムが副系ノードに転送してRERUNログの反映処理の延長で正系ノードと同等の位置に設定します。
副系ノードで設定した時点で、RERUNログ反映処理が以下のメッセージを出力します。
DSI指定時(rdbsetrp -i データベース名.DSI名 リカバリポイント名)
正系ノード(DSI指定)のメッセージ例
rdb: INFO: qdg03818i:リカバリポイントを設定しました 通番:'アーカイブログ通番'位置:'通番内相対位置' |
副系ノード(DSI指定)のメッセージ例
rdb: INFO: qdg20176i:リカバリポイントを設定しました リカバリポイント名='リカバリポイント名' DSI名='DSI名' 通番='アーカイブログ通番' 位置='通番内相対位置' ロググループ名='ロググループ名' RLP名='RLP名' |
※DSI名はDSI指定のrdbsetrp時のみ出力
システム全体(rdbsetrp リカバリポイント名)
正系ノード(システム全体指定)のメッセージ例
rdb: INFO: qdg03818i:リカバリポイントを設定しました 通番='アーカイブログ通番' 位置='通番内相対位置' |
副系ノード(システム全体指定)のメッセージ例
rdb: INFO: qdg20177i:リカバリポイントを設定しました リカバリポイント名='リカバリポイント名' 通番='アーカイブログ通番' 位置='通番内相対位置' ロググループ名='ロググループ名' RLP名='RLP名' |
※ロググループ単位に出力
Symfoware Serverのrdbsetrpコマンドを使用して、リカバリポイントを設定します。
副系ノードではリカバリポイントを設定するための操作はありません。
RERUNログ反映処理の実行により、正系ノードにリカバリポイントを設定します。
RERUNログの反映処理でDSI指定のリカバリポイントを副系ノードに設定する場合、rdbbcmapコマンドでデータベースの関連付けを行っておく必要があります。
Symfoware Serverのrdbsetrpコマンドによりリカバリポイントを設定する際、以下の注意事項があります。
DBミラーリングサービスを開始している必要があります。
正系ノードでシステム単位に設定されたリカバリポイントは、RERUNログの反映処理の延長で副系ノードにロググループ単位で設定されます。
正系ノードでのリカバリポイントの設定については“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbsetrpコマンドの詳細については“Symfoware Serverコマンドリファレンス”を参照してください。
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