Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法> 2.2 DBミラーリングシステムの停止

2.2.3 DBミラーリングサービスの通常停止

正系ノードと副系ノードの両方のDBミラーリングサービスを連動して停止し、DBミラーリングシステムの運用を停止します。

■正系ノードの操作

  1. 正系のDBミラーリングサービスと副系ノードのDBミラーリングサービスを連動して通常停止します。

    $ dxsvstop
  2. dxinfコマンドの-sオプションの実行により、正系ノードでDBミラーリングサービスが停止していることを確認します。“ノードの状態(Status) ”が“切替え中(N) ”および“サービスの状態(Service) ”が“通常停止状態(stop) ”になっていることを確認します。
    以下にDBミラーリングサービス停止の確認例を示します。

    DBミラーリングサービス停止確認の例

    $ dxinf -s
     
    dxinf DATE:2007/09/20 TIME:21:15:32
    RDB-NAME          : dup1
    Host-Name         : cairo       
    IP-address        : 10.255.255.128
    Node
      Status Service   S-Scr   RDB     Switch
      N      stop      -       -       -
    Monitoring
      Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
      -       -          -      -

■副系ノードの操作

正系ノードでのdxinfコマンドの実行により、副系ノードでDBミラーリングサービスが停止していることを確認します。“ノードの状態(Status)”が“切替え中(N)”および“サービスの状態(Service)”が“通常停止状態(stop)”になっていることを確認します。
以下にDBミラーリングサービス停止の確認例を示します。

DBミラーリングサービス停止確認の例

$ dxinf -s
 
dxinf DATE:2007/09/20 TIME:21:15:32
RDB-NAME          : dup2
Host-Name         : fukuoka       
IP-address        : 10.255.255.129
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  N      stop      -       -       -
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  -       -          -      -

DBミラーリングサービスを通常停止する場合は、データベースを更新した業務アプリケーションのコネクションや、RDBコマンドおよびデータベースの定義操作を停止してから実施してください。
データベースを更新した業務アプリケーションが存在する場合、RDBコマンドによるデータベースの更新中、またはデータベースの定義操作中はDBミラーリングサービスの通常停止はできません。

正系ノードのDBミラーリングサービスの通常停止を行うと、自動的に副系ノードのDBミラーリングサービスの通常停止が行われます。

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