Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 イベントビューアまたはSYSLOGに出力されるメッセージ

2.4 MpAuditLogOで始まるメッセージ

本節では、MpAuditLogOで始まるメッセージについて説明します。

MpAuditLogOで始まるメッセージは、監査ログが出力するメッセージです。


 

[Windows]MpAuditLogO: エラー: 1: 監査ログの初期化に失敗しました。以降の操作はログされません。(対象:file、詳細コード:error string)

[UNIX]MpAuditLogO: ERROR: 001: The audit log was not able to be initialized. The log is not output to the operation after this.(target:file, detail code:error string)

【メッセージの意味】

監査ログ出力を行うための初期化処理に失敗しました。このため、システムが正常に戻るまで監査ログは出力されません。

【パラメタの意味】

file:初期化に失敗した監査ログファイル名

error string:エラーの原因となる詳細情報

【対処方法】

以下の原因が考えられます。エラーが発生したシステムを確認し、それぞれの原因に応じた対処を行ってください。

上記の確認および対処を行った後は、Systemwalker Operation Managerの再起動は必要ありません。

ただし、上記以外の原因で、監査ログ出力先のハードディスクに障害が発生しているときは、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。この場合、システムを停止してください。

なお、エラーの原因が比較的軽いもの(例:ディスク領域がなくなった場合)で、その原因が取り除かれた場合は、以下のメッセージが出力され、自動的に復旧されます。

【Windows版】
MpAuditLogO: 情報: 3: 監査ログ出力を再開します。(対象:file)
【UNIX版】
MpAuditLogO: INFO: 003: The audit log output is restarted. (target:file)

その他のエラーについては、詳細コードを確認し、原因を取り除いてください。


 

[Windows]MpAuditLogO: エラー: 2: 監査ログの出力が出来ませんでした。以降の操作はログされません。(対象:file、詳細コード:error string)

[UNIX]MpAuditLogO: ERROR: 002: The audit log was not able to be output. The log is not output to the operation after this. (target:file, detail code:error string)

【メッセージの意味】

監査ログ出力時に異常が発生しました。このため、システムが正常に戻るまで監査ログは出力されません。

【パラメタの意味】

file:書き込みに失敗した監査ログファイル名

error string:エラーの原因となる詳細情報

【対処方法】

以下の原因が考えられます。エラーが発生したシステムを確認し、それぞれの原因に応じた対処を行ってください。

上記の確認および対処を行った後は、Systemwalker Operation Managerの再起動は必要ありません。

ただし、上記以外の原因で、監査ログ出力先のハードディスクに障害が発生しているときは、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。この場合、システムを停止してください。

なお、エラーの原因が比較的軽いもの(例:ディスク領域がなくなった場合)で、その原因が取り除かれた場合は、以下のメッセージが出力され、自動的に復旧されます。

【Windows版】
MpAuditLogO: 情報: 3: 監査ログ出力を再開します。(対象:file)
【UNIX版】
MpAuditLogO: INFO: 003: The audit log output is restarted. (target:file)

その他のエラーについては、詳細コードを確認し、原因を取り除いてください。


 

[Windows]MpAuditLogO: 情報: 3: 監査ログ出力を再開します。(対象:file)

[UNIX]MpAuditLogO: INFO: 003: The audit log output is restarted. (target:file)

【メッセージの意味】

監査ログの初期化、または出力に失敗した原因が取り除かれ、監査ログの出力ができるようになった場合に出力されます。

【パラメタの意味】

file:再開が可能となった監査ログファイル名

【対処方法】

監査ログが正常に出力されるようになったことを通知するメッセージです。

早急に対処する問題はありません。

ただし、本メッセージが頻繁に出力される場合は、監査ログ出力先のディスク容量の確認、およびディスクに障害が発生していないか、確認することを推奨します。


 

[Windows]MpAuditLogO: 警告: 5: 監査ログ定義ファイルに無効な値があります。初期設定により処理を続行します。(定義ファイル:file、セクション:section、キー:key)

[UNIX]MpAuditLogO: WARNING: 005: There is an invalid value to the audit log definition file. Processing is continued by initialization. (target:file, section:section, key:key, detail code:error string)

【メッセージの意味】

インストールに失敗している場合、または、mpsetlogsend_omgrコマンドでの設定に失敗している場合に出力されます。

【パラメタの意味】

file:誤りがある監査ログ出力定義ファイル

section:監査ログ出力定義ファイルで、誤りのあるセクション名

key: 監査ログ出力定義ファイルで、誤りのあるキー名

error string: エラーの原因となる詳細情報

【対処方法】

mpsetlogsend_omgrコマンドで、監査ログの出力を設定し直してください。インストールに失敗している場合は、Systemwalker Operation Managerを再インストールまたは富士通技術員に連絡してください。


 

[Windows]MpAuditLogO: 情報: 6:監査ログの出力設定が更新されました。現在の出力設定はONです。(LOG NAME: log name)

[UNIX]MpAuditLogO: INFO: 006: Audit log settings have been modified. Audit log is now enabled. (LOG NAME: log name)

【メッセージの意味】

監査ログの出力設定が、mpsetlogsend_omgrコマンドにより更新されました。監査ログは出力されます。

【パラメタの意味】

log name:対象となる監査ログの名称


 

[Windows]MpAuditLogO: 情報: 7:監査ログの出力設定が更新されました。現在の出力設定はOFFです。(LOG NAME:log name)

[UNIX]MpAuditLogO: INFO: 007: Audit log settings have been modified. Audit log is now disabled. (LOG NAME: log name)

【メッセージの意味】

監査ログの出力設定が、mpsetlogsend_omgrコマンドにより更新されました。監査ログは出力されません。

【パラメタの意味】

log name:対象となる監査ログの名称


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