Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
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第5章 PRIMECLUSTER Linux版システム固有の手順> 5.1 PRIMECLUSTERシステムへの登録

5.1.3 状態遷移プロシジャを使用するリソースの登録

クラスタシステムの“claddprocrsc”コマンドを使用して、状態遷移プロシジャをプログラムとしてクラスタシステムにリソース登録します。

1:1運用待機の場合は、運用系、待機系の両方で実行してリソース登録してください。

N:1運用待機の場合は、それぞれの運用系で実行してリソース登録し、待機系ではN個の状態遷移プロシジャをリソース登録してください。

2ノード相互待機の場合は、各ノードでそれぞれ2種類の状態遷移プロシジャをリソース登録してください。

■デーモンの動作を制御する状態遷移プロシジャの登録

状態遷移プロシジャファイル omgrを指定し、状態遷移指示種別のSTART RUNにAFTER、STOP RUNにBEFORE,AFTERを設定する場合 (リソースキー名:OMGR、リソースクラス名:SystemState3、起動優先度:100とする)の実行例を以下に示します。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc  -k OMGR -m omgr -c SystemState3 -p 100 -K AFTER -S BEFORE,AFTER

登録が完了すると、リソースIDが表示されます。

■デーモンを監視する状態遷移プロシジャの登録

状態遷移プロシジャファイル omgrmonitorを指定し、状態遷移指示種別のSTART RUNにAFTER、STOP RUNにBEFOREを設定する場合 (リソースキー名:OMGRMONITOR、リソースクラス名:SystemState3、起動優先度:150とする)の実行例を以下に示します。

# /etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k OMGRMONITOR -m omgrmonitor -c SystemState3 -p 150 -K AFTER -S BEFORE

登録が完了すると、リソースIDが表示されます。


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