Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
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第2章 導入> 2.9 各ノードで管理される情報の統一

2.9.2 Systemwalker Operation Managerの環境定義の統一

Systemwalker Operation Managerが管理する情報のうち、以下の情報は各ノードで別々に管理されています。このため、一方のノードで情報を変更しても、クラスタを構成する他のノードには変更が反映されません。したがって、以下の情報を追加・変更した場合は、運用系と待機系の間で情報を同じにするために、変更した側のノードの定義情報を変更していない側のノードに複写してください。

■監視ホスト定義情

複写する契機:
環境設定の、“監視ホスト情報の定義”で変更を行った場合
複写方法:
以下のファイルを、rcpなどのコマンドを利用して、他方のノードに複写してください。

■パスワード管理簿情報/ホスト情報定

複写する契機:
パスワード管理コマンドで、ユーザやグループの追加/削除/パスワードの変更を行った場合

または、ホスト情報ファイルを作成/更新した場合

複写方法:
以下のファイルを、rcpなどのコマンドを利用して、他方のノードに複写してください。

業務連携の[パスワード管理簿]および[ホスト情報ファイル]の定義については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。

■ジョブフォルダ情

複写する契機:
ジョブフォルダを追加した場合

ジョブフォルダ情報を含んだ資源をリストアした場合

環境設定の、“ポリシーの配付”を行った場合

複写方法:
ジョブフォルダに定義した、ディレクトリおよびそのディレクトリ配下すべてを、rcpなどのコマンドを利用して他方のノードに複写してください。
注意:
共有ディスクに存在するディレクトリをジョブフォルダに指定している場合は、複写する必要はありません。

N:1運用待機、および2ノード相互待機の場合、クラスタシステムに複数の運用系が存在します。クラスタシステム内に複数の運用系が存在する場合、以下の点を注意してください。

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