Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第1章 概要 |
クラスタシステムでSystemwalker Operation Managerを運用する上での留意事項を説明します。
クラスタシステムで運用できないジョブネットまたはジョブは以下のとおりです。
運用系から待機系にネットワークジョブを投入することはできません。
1:1運用待機(サブシステムあり)、または2ノード相互待機の場合は、以下のバージョンに対して、ネットワークジョブを投入することはできません。
投入できる範囲の詳細は、“Systemwalker Operation Manager 解説書”を参照してください。
V10.0L21以前のバージョンの互換機能である負荷分散機能を使用する場合、分散先のサーバとしてクラスタサーバを指定することはできません。
イベント監視機能およびアクション管理機能は、Systemwalker Centric Managerのグループとしてフェールオーバします。以下の機能を使用する場合は、Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerが同一ノードで動作する必要があるため、Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerを同じグループに登録してください。
クラスタシステムを信頼ホストとして定義する場合は、[運用情報の定義]ウィンドウ−[クラスタ設定]シートで指定した、論理IPアドレスを定義してください。
インストール時に提供されるjobschendexit.batでは、ジョブスケジューラおよびジョブ実行制御のサービスを停止し、待ち合わせ終了通知コマンド(f3crheet)を呼び出す処理が記載されています。そのため、出口プログラムが実行されるとサービスが停止したとみなされ、クラスタシステムの設定によってはフェールオーバします。
クラスタシステムでフェールオーバさせないようにするには、運用に応じてジョブスケジューラ、ジョブ実行制御の停止処理および待ち合わせ終了通知コマンド(f3crheet)をコメントにするなどの対処を、出口プログラムで実施してください。
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