Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第1章 概要

1.5 クラスタシステム運用上の留意事項

クラスタシステムでSystemwalker Operation Managerを運用する上での留意事項を説明します。

■投入できないジョ

クラスタシステムで運用できないジョブネットまたはジョブは以下のとおりです。

■Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバとSystemwalker Operation Managerのサーバが共存し、どちらもクラスタ運用している場合の注

イベント監視機能およびアクション管理機能は、Systemwalker Centric Managerのグループとしてフェールオーバします。以下の機能を使用する場合は、Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerが同一ノードで動作する必要があるため、Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerを同じグループに登録してください。

■クラスタシステムを信頼ホストとして定義する場合の注

クラスタシステムを信頼ホストとして定義する場合は、[運用情報の定義]ウィンドウ−[クラスタ設定]シートで指定した、論理IPアドレスを定義してください。

■ジョブスケジューラの正常終了シャットダウン出口を利用している場合の注

インストール時に提供されるjobschendexit.batでは、ジョブスケジューラおよびジョブ実行制御のサービスを停止し、待ち合わせ終了通知コマンド(f3crheet)を呼び出す処理が記載されています。そのため、出口プログラムが実行されるとサービスが停止したとみなされ、クラスタシステムの設定によってはフェールオーバします。

クラスタシステムでフェールオーバさせないようにするには、運用に応じてジョブスケジューラ、ジョブ実行制御の停止処理および待ち合わせ終了通知コマンド(f3crheet)をコメントにするなどの対処を、出口プログラムで実施してください。


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