Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第1章 概要 | > 1.3 クラスタシステムでのSystemwalker Operation Managerの構成 |
Systemwalker Operation Managerサーバ全体をクラスタ構成にした場合の、それぞれのクラスタシステム構成の概要を以下に示します。
1:1運用待機は、複数サブシステム運用を実施していない場合と、複数サブシステム運用を実施している場合とで業務の引き継がれかたが違います。
ノード1を運用系、ノード2を待機系として運用する例を下図に示します。
ノード1に異常が発生した場合、業務はノード2に引き継がれます。
この運用形態は、MSCSでサポートされます。
ノード1を運用系、ノード2を待機系として運用する例を下図に示します。下図は、サブシステム0とサブシステム1で複数サブシステム運用を実施しており、ノード1で異常が発生した場合の例です。ノード1に異常が発生すると、すべてのサブシステムの業務が待機系に引き継がれます。
仮に、ノード1のサブシステム1に異常が発生した場合、サブシステム1と同時にサブシステム0の業務もノード2に引き継がれます。
1:1運用待機で複数サブシステム運用を実施していない場合、1:1運用待機で複数サブシステム運用を実施している場合をそれぞれ以下のように呼びます。
“1:1運用待機”と呼ぶ場合は、1:1運用待機(サブシステムなし)および1:1運用待機(サブシステムあり)の両方を含みます。
ノード1およびノード3を運用系、ノード2を待機系として運用する例を下図に示します。下図は、ノード1で異常が発生した場合の例です。ノード3に異常が発生した場合も、同様にノード2に業務が引き継がれます。
ノード1またはノード3に異常が発生した場合、業務はノード2に引き継がれます。複数のノードで異常が発生した場合、異常の発生が早いノードの業務が待機系に引き継がれ、後から異常が発生したノードの業務は引き継がれません。
ノード1およびノード2でそれぞれ業務を実行しながら、お互いのノードを待機する例を下図に示します。下図は、ノード1で異常が発生した場合の例です。ノード2で異常が発生した場合は、ノード1に業務が引き継がれます。
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