Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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目次
索引

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1.1 サポートするクラスタシステム
Systemwalker Operation Managerがサポートするクラスタシステムのバージョンレベルは以下のとおりです。
- 以下に含まれるMicrosoft(R) Cluster Service (MSCS)
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Datacenter Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Datacenter x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server
クラスタシステムにおけるSystemwalker Operation Managerの運用イメージを下図に示します。

クラスタシステムにおけるノードや処理の呼び方はクラスタシステムごとに違いますが、本マニュアルでは、以下の用語を使用して説明しています。
- 運用系
- 業務を運用するノードです。
- 待機系
- 業務を引き継ぐために待機するノードです。
- フェールオーバ
- 異常が発生したときに運用系から待機系へ業務を引き継ぐことです。
- 共有ディスク
- 運用系と待機系で共有して使用するディスクです。
- 論理IPアドレス
- クラスタシステムで使用する、運用系と待機系とで共通な仮想のIPアドレスです。
- 物理IPアドレス
- 各ノードに固有のIPアドレスです。
ただし、それぞれのクラスタシステム固有の用語を使用して説明した方がわかりやすい場合や、画面を使用した説明は、クラスタシステム固有の用語または画面の用語を使用しています。
◆クラスタシステムに登録できるサービス
クラスタシステムにリソース登録できる、Systemwalker Operation Managerのサービスは以下のとおりです。
- ジョブスケジューラ(スケジュール分散機能を含みます)
- ジョブ実行制御
◆クラスタシステムで自動反映できる情報
クラスタシステムの、運用系および待機系で自動反映できる情報は以下のとおりです。
- セキュリティ情報
- カレンダ情報
- 日変わり時刻
- カレンダ休日情報(SYSTEM_CALENDARを除く)
- SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報
- サービス・アプリケーション起動情報
カレンダ情報の、“SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報”および、サービス・アプリケーション起動情報の“アプリケーション起動情報”は、自動反映を行わない設定も可能です。
◆フェールオーバの契機
フェールオーバは、クラスタシステムに登録されたリソースの異常を契機に行われます。
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