Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第1章 概要

1.1 サポートするクラスタシステム

Systemwalker Operation Managerがサポートするクラスタシステムのバージョンレベルは以下のとおりです。

クラスタシステムにおけるSystemwalker Operation Managerの運用イメージを下図に示します。

クラスタシステムにおけるノードや処理の呼び方はクラスタシステムごとに違いますが、本マニュアルでは、以下の用語を使用して説明しています。

運用
業務を運用するノードです。
待機
業務を引き継ぐために待機するノードです。
フェールオー
異常が発生したときに運用系から待機系へ業務を引き継ぐことです。
共有ディス
運用系と待機系で共有して使用するディスクです。
論理IPアドレ
クラスタシステムで使用する、運用系と待機系とで共通な仮想のIPアドレスです。
物理IPアドレ
各ノードに固有のIPアドレスです。

ただし、それぞれのクラスタシステム固有の用語を使用して説明した方がわかりやすい場合や、画面を使用した説明は、クラスタシステム固有の用語または画面の用語を使用しています。

◆クラスタシステムに登録できるサービ

クラスタシステムにリソース登録できる、Systemwalker Operation Managerのサービスは以下のとおりです。

◆クラスタシステムで自動反映できる情報

クラスタシステムの、運用系および待機系で自動反映できる情報は以下のとおりです。

カレンダ情報の、“SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報”および、サービス・アプリケーション起動情報の“アプリケーション起動情報”は、自動反映を行わない設定も可能です。

◆フェールオーバの契

フェールオーバは、クラスタシステムに登録されたリソースの異常を契機に行われます。


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