Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第17章 API情報> 17.3 ジョブ実行制御API

17.3.1 導入/稼働情報獲得API【Windows版】

導入/稼働情報獲得API(Mp_StatusMJES)について説明します。

■機能説明

ジョブ実行制御のバージョンレベル、および稼働状態を獲得することができます。

■記述形式

#include "f3cuapi.h"
long Mp_StatusMJES()

■復帰値

ジョブ実行制御の稼働状態により、Mp_StatusMJESは以下に示す値を返します。ジョブ実行制御内部においてシステムエラーが発生した場合は、-1を返します。この場合は、GetLastError()で詳細エラーコードを調べることができます。

◆稼働中の場合

上位2バイトにメジャーバージョン、下位2バイトにメジャーレベルが返ります。

Systemwalker Operation Manager V13.2.0の場合は、メジャーバージョンは130(1個目のピリオドの前の整数×10)、メジャーレベルは30(2個目のピリオドの前の整数×10+10+2個目のピリオドの後ろの整数)となります。具体的な返り値は、以下の値となります。

130*65536+30=(8519710)10=(82001E)16

◆非稼働の場合

“0”が返ります。

■プログラム例

導入/稼働情報獲得APIのプログラムを以下に示します。

 

#include <windows.h>
#include <stdio.h>
#include "f3cuapi.h"

int main (int argc, char **argv)
{
        long rtn;

        rtn = Mp_StatusMJES ();
        switch (rtn) {
        case 0:
                printf ("Systemwalker MpMjes service is not running.\n");
                return (1);
        case MJSESYSER:
                printf ("GetLastError() is %d\n", GetLastError());
                printf ("System error occurred.\n");
                return (1);
        }
        printf ("Version : %d\n", rtn / 65536);
        printf ("Level   : %d\n", rtn % 65536);
        return (0);
}

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