Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第16章 Systemwalkerスクリプト> 16.3 デバッグで使用するコマンド> 16.3.1 トレース拡張コマンド

16.3.1.2 sw_TcWriteTrace(トレース情報出力コマンド)

◆機能説明

トレースファイルにトレース情報を出力します。

◆記述形式

sw_TcWriteTrace 【-level tlevelthandle text

◆オプション

-level tlevel
tlevelにトレースレベル1または2を指定します。省略時のデフォルト値は、1です。
thandle
sw_TcOpenTraceで取得したハンドルを指定します。空文字列 “”を指定した場合は、トレースの採取はされません。
text
トレースファイルに出力する任意の文字列を900バイト以内で指定します。900バイトを超える文字列は、900バイトで切り捨てられます。

◆復帰値

TCOK:

正常終了

TCERR_WRITE:

ファイル書き込みエラー

TCERR_CODECONV:

コード変換エラー

◆参照

sw_TcOpenTrace

◆実行環境による差異

OSやエディションによる差異はなし。

◆使用例

変数hwndにsw_TcOpenTraceの復帰値が格納されている場合、文字列“File open error” をhwndが示すトレースファイルに書きます。

sw_TcWriteTrace $hwnd "File open error"

◆実行結果/出力形式

◆出力項目の説明

出力項目について説明します。

(1)時刻
出力時の時刻が“曜日 月 日 時:分:秒 年”の形式で出力されます。
(2)プロセスID
systemwalkerスクリプトのプロセスIDが出力されます。
(3)文字列
sw_TcWriteTrace で指定した文字列が出力されます。

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