Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第16章 Systemwalkerスクリプト> 16.2 Systemwalkerスクリプトで使用するコマンド・制御文

16.2.12 if〜else(条件分岐をする)

◆機能説明

スクリプトを条件実行します。

◆記述形式

if {expr1} 【then】 {body1} 【elseif {expr2} 【then】 {body2}】
【elseif …】 【else {bodyN}】  

◆オプション

expr
条件式を記述します。数値は、0が偽でそれ以外が真です。文字では、true,yesが真でfalse,noが偽になります。条件式内には、コメントを記述しないでください。

条件式で使用できる条件演算子

!

否定

< , > , <= , >= , == , !=

比較

&& , ||

論理積、論理和

body
条件が真の場合に実行されるスクリプトコマンド部分です。改行またはセミコロンで区切ることにより複数のコマンドが記述できます。

◆復帰値

なし

◆注意事項

各キーワード(if,then,elseif,else)と“{”(中括弧)の間、および“then”を省略した場合の“}”と“{”の間は、必ず空白またはTAB文字が必要です。

“}”と“{”の間など、body以外のところで改行する場合は、行の最後に“\”(円記号)を付けて継続行となるようにしてください。

◆使用例

変数aの値が0より大きいか0以下であるかを表示します。

if {$a > 0} {
   puts "a > 0"
} else {
   puts "a <= 0"
}

◆実行結果/出力形式

aの値に応じて、以下のどちらかが出力されます。

a > 0

または、

a <= 0


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