Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第16章 Systemwalkerスクリプト> 16.1 Systemwalkerスクリプトの概要

16.1.2 Systemwalkerスクリプトの構成

◆ファイル名

拡張子が“swt”となっているファイルを、Systemwalkerスクリプトとして扱います。

〜.swt

◆構成

Systemwalkerスクリプは、コマンド文の集まりで構成されています。スクリプトの記述内容は、本章の文法およびコマンドの説明の範囲内で任意です。コマンド文の記述形式は、以下のとおりです。

コマンド オプション引数

スクリプトファイル内は、以下のようにコマンド文の集まりになっています。

コマンド文




◆起動引数

スクリプトの起動時に引数として、スクリプト内部で処理させたい情報を与えることができます。スクリプトファイル名とともに指定した起動引数は、以下の予約変数を使用することでスクリプト内において扱うことができます。

argc:

引数の個数が格納されます。

argv:

引数の内容が格納されます。

引数の参照は、作業用変数に引数を分解して取り出した上で行います。

例:
第1引数を作業用変数“prm1”に取り出します。

set prm1 [lindex $argv 0]

説明:
set:    変数に値を格納するコマンド

prm1:   値を格納する変数名

lindex:  起動引数を取り出すコマンド

argv:   起動引数が格納された変数($を先頭に付けることで変数の中身を表します)

0:     (取り出す引数の位置−1)の数値を指定

◆環境変数

環境変数は、予約変数“env”にあらかじめ格納されています。

スクリプト内では、“env”の直後に個々の環境変数名を“()”(小括弧)で指定した変数名として扱い、環境変数の参照・更新は、env(環境変数名)に対して行います。

例:
環境変数“PATH”の参照・更新に使用する変数名

env(PATH)


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