Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第13章 保守コマンド |
[保守情報の収集の場合] |
Systemwalker Operation Manager上でトラブルが発生した場合に、調査に必要な情報を収集します。収集する情報の世代管理ができるよう、保存する世代数を設定することが可能です。また、一覧表示のオプションで、採取済の資料の情報(採取日付、採取機能等)を世代別に表示できます。
インストールの失敗などで環境が作成されていない場合は、CD-ROM内のコマンドを使用して資料を採取できます。
採取する機能を選択します。Nameに指定可能な機能を以下に示します。複数選択する場合は、コンマ(,)で区切ります。ただし、“all”は単一で指定してください。“all”以外の機能と同時に選択できません。
通常は“all”を指定して、すべての機能の情報を採取してください。採取すべき機能が明確になっている、または、富士通技術員からの指示があった場合に限り、個々の機能の情報を採取するようにしてください。
本オプションを省略した場合は、“-i all”を指定した場合と同様に全機能の情報が採取されます。
CD-ROM内のコマンドを使用する場合は“all”のみ指定可能です。
採取した情報を格納するディレクトリを英数字のフルパスで指定します。OutPathは、50バイト以内で、途中に空白は指定できません。
採取する情報にコメントを付けたい場合に指定します。コメントは50バイト以内で、英数字および“_”(アンダーバー)を使って指定します。本オプションを省略した場合は、コメントには何も設定されません。
情報を保存する世代数を指定します。Countは、1〜10の範囲で指定してください。初期値は3世代が設定されています。
CD-ROM内のコマンドを使用する場合は、指定できません。
世代管理を行わない場合は、世代を1と設定してください。
採取資料の一覧を表示させます。採取資料が格納されているディレクトリを指定します。指定された格納先配下の採取資料について、世代別に採取日付/採取機能/コメントが一覧として表示されます。
復帰値 |
意 味 |
0 |
正常終了 |
0以外 |
異常終了 |
Solaris |
/opt/FJSVftlo/swcolinf |
HP-UX |
/opt/FJSVftlo/swcolinf |
AIX |
/opt/FJSVftlo/swcolinf |
Linux /Linux for Itanium |
/opt/FJSVftlo/swcolinf |
CD-ROM |
<CD-ROMドライブ>/tool_unx/swcolinf |
システム管理者(スーパーユーザ)
/tmp/swcolinf.log |
情報格納先ディレクトリ/OperationManager/世代番号/swcolinf.log |
サーバ機能とツールの情報を採取し、/workに格納します。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf -i server,tool -o /work |
すべての機能の情報を採取し、コメントを付けて/workに格納します。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf -i all -o /work -c 2002.2.2_all_SE001 |
/work配下の採取資料についての情報一覧を表示させます。
/opt/FJSVftlo/swcolinf/swcolinf -l /work |
*** Systemwalker Operation Manager Information *** |
出力項目について、以下に説明します。
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