Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第11章 ユーティリティコマンド【Windows版】

11.1 chksrv サービス状態確認コマンド

サービスの状態を確認するコマンドです。サービスを起動/停止させるバッチファイルの中などで使用します。

■記述形式

chksrv サービス名 {start|stop}

■オペランド

◆サービス名

状態を確認するサービス名を指定します。

◆start

サービスが開始しているかを確認します。

◆stop

サービスが停止しているかを確認します。

■復帰値

復帰値

意味

0

“start”オペランドを指定した場合は、サービスが開始していることを示します。“stop”オペランドを指定した場合は、サービスが停止していることを示します。

10

“start”オペランドを指定した場合は、サービスが開始していないことを示します。“stop”オペランドを指定した場合は、サービスが停止していないことを示します。

20

サービスが起動処理中であることを示します。

30

サービスが停止処理中であることを示します。

40

サービスが再開処理中であることを示します。

50

サービスが一時停止処理中であることを示します。

60

サービスが一時停止していることを示します。

70

サービスの状態が確認できないことを示します。

■標準出力

chksrvコマンドを起動すると、以下の文字列が標準出力(stdout)に出力されます。

サービスが開始している場合:

SERVICE_RUNNING

サービスが停止している場合:

SERVICE_STOPPED

サービスが起動処理中の場合:

SERVICE_START_PENDING

サービスが停止処理中の場合:

SERVICE_STOP_PENDING

サービスが再開処理中の場合:

SERVICE_CONTINUE_PENDING

サービスが一時停止処理中の場合:

SERVICE_PAUSE_PENDING

サービスが一時停止している場合:

SERVICE_PAUSED

■使用例

バッチファイルでの使用例を以下に示します。

サービスを開始させるバッチファイルの

ジョブの正常終了コード上限値を0とした場合、以下のバッチファイルは、サービスが開始された時(終了コードが0)は正常終了となり、サービスが開始されなかった時(終了コードが10)は異常終了となります。

net start サービス名
chksrv サービス名 start

サービスを停止させるバッチファイルの

ジョブの正常終了コード上限値を0とした場合、以下のバッチファイルは、サービスが停止した時(終了コードが0)は正常終了となり、サービスが停止しなかった時(終了コードが10)は異常終了となります。

net stop サービス名
chksrv サービス名 stop


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