Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第7章 ジョブ実行制御コマンド

7.21 mjdjstat 分散実行の状態表示コマンド

■記述形式

mjdjstat [-sys サブシステム番号] [hostgroup-name...]
             (注)

注)
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

mjdjstatは、以下の分散実行情報を表示するコマンドです。

■オプション

[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■オペランド

hostgroup-name

状態を表示するホストグループ名を指定します。複数指定する場合は、半角空白で区切ります。ワイルドカードは使用できません。

hostgroup-nameが指定された場合、指定されたホストグループに関する情報のみ表示します。hostgroup-nameが省略された場合、すべてのホストグループに関する情報を表示します。

■ホストの状態

ホストには以下の状態があります。

ACT

ジョブを投入する分散実行先サーバの対象とみなされるホストの状態です。以下のいずれかの状態になっているホストが対象です。

DOWN

ジョブを投入する分散実行先サーバの対象とみなされないホストの状態です。ジョブの投入を試みた場合に、分散実行先サーバがダウンしていることを検知した時は、最大10分間この状態になります。

NA

本コマンドを実行したサーバのジョブ実行制御が停止中のため、状態が取得できません。

■復帰値

復帰値

意 味

0

コマンド処理が正常に終了しました。

0以外

コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris

/opt/FJSVMJS/usr/bin

HP-UX

/opt/FHPMJS/usr/bin

AIX

/opt/FAIXMJS/usr/bin

Linux/Linux for Itanium

/opt/FJSVMJS/usr/bin

■表示例

ホストグループ“djgroup1”と“djgroup2”の情報を表示する例を、以下に示します。

C:\>mjdjstat djgroup1 djgroup2
hostgroup = djgroup1
 hostname = djhost11
  maxexec = 20 state = ACT  run = 2
 hostname = djhost12
  maxexec = 3  state = ACT  run = 0
 hostname = djhost13
  maxexec = 5  state = ACT  run = 0
hostgroup = djgroup2
 hostname = djhost21
  maxexec = 10 state = ACT  run = 1
 hostname = djhost22
  maxexec = 10 state = ACT  run = 1

■注意事項


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