Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 共通コマンド

1.6 jmmode 実行継続モード切り替えコマンド

■記述形式

jmmode {continue|cancel|check} [-func {JOB|WRT}]
[-sys {all|サブシステム番号}](注)

注)
“[-sys { all | サブシステム番号}]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

以下に示す2つの高信頼機能に対して、必要に応じてそれぞれ有効にするかどうかを定義します。

■オプション

◆{continue|cancel|check}

高信頼機能を有効にするかどうかを選択します。

continue

-funcオプションで指定された高信頼機能を有効にします。-funcオプションが省略されている場合は、すべての高信頼機能を有効にします。

cancel

-funcオプションで指定された高信頼機能を無効にします。-funcオプションが省略されている場合は、すべての高信頼機能を無効にします。

check

現在の高信頼機能の状態を表示します。本オプションを指定した場合、他のオプションの指定はすべて無視され、状態表示のみが行われます。

◆-func {JOB|WRT}

どの高信頼機能を有効または無効にするかを指定します。有効/無効の指定は、continueまたはcancelオプションで行います。本オプションを省略した場合、すべての高信頼機能が有効または無効となります。

本状態は、スケジュールサーバと実行サーバにおいて統一する必要があります。本状態が統一されていない場合、ジョブは正しく起動されません。

JOB

ネットワークジョブの実行継続を指定します。

continueオプションで有効が指定されていた場合は、スケジュールサーバのシステムダウン時にネットワークジョブの実行を継続します。

cancelオプションで無効が指定されていた場合は、スケジュールサーバのシステムダウン時にネットワークジョブを強制終了します。

WRT

スケジュール情報ファイルの二重化を指定します。

continueオプションで有効が指定されていた場合は、スケジュール情報ファイルを二重化し、スケジュール情報ファイルをオリジナルファイルおよびバックアップファイルに書き込みます。

cancelオプションで無効が指定されていた場合は、スケジュール情報ファイルのバックアップファイルへの書込みは行われません。ただし、以下の場合には、無効が指定されてもバックアップファイルへの書込みは行われます。

[EE/GEE]
◆-sys {all|サブシステム番号}

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。
なお、このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

all

すべてのサブシステムを操作対象とします。

サブシステム番

操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。

■表示例

checkオプションを指定した場合の表示例を示します。有効な場合はon、無効な場合はoffと表示されます。

JOB on
WRT off

[EE/GEE]

EE版の場合の表示例を以下に示します。

SYS 0
JOB on
WRT off

SYS 1
JOB off
WRT off

■注意事項

“continue”、“cancel”オプションの指定時は、サービス/デーモンを停止させておく必要があります。[Systemwalker Operation Manager 環境設定]ウィンドウより、以下のサービスを停止、および起動させてください。


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