Linkexpress 利用者プログラム開発ガイド
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第4章 利用者プログラムインタフェース> 4.1 転送API> 4.1.3 転送APIの関数インタフェース

4.1.3.8 GETINF

Linkexpressからの事象を受信します。事象の種類には、以下のものがあります。

関数形式

#include   <lxapi.h>
int getinf (input_dcb, output_dcb)
dts_getinf_dcb_t  *input_dcb
dts_get_information_t  *output_dcb

 

参照

<lxapi.h>dts_getinf_dcb_tdts_get_information_t

パラメタ

input_dcb : 事象受信パラメタパケットを指定します。

output_dcb : 通知情報パラメタパケットを指定します。

復帰値

正常 : 0を返却し output_dcbに事象を通知します。なお、本復帰値は、ファイル転送が正常に完了したことを示すものではありません。したがって、output_dcbの診断コード域を参照して処理を決定してください。

異常 : -1または-2を返却します。-2を返却した場合は、タイムオーバが発生したことを示します。 output_dcbは、診断コード域にだけ意味があります。

備考

復帰値が正常の場合は、通知された事象に従い、本サービスの完了後に以下のサービスを発行する必要があります。

ファイル転送の開始通知の場合 : FTRNRSP

ファイル転送の完了通知の場合 : TRANCOMP

メッセージ転送通知の場合 : TRANCOMP

メッセージ受信通知の場合 : TRANCOMP

ジョブ起動完了通知の場合 : TRANCOMP

なお、getinf()が60-40で復帰した場合、その後trancomp()を発行する必要はありません。

関連項目


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