Linkexpress 利用者プログラム開発ガイド |
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ここでは、利用者プログラムインタフェースを使用して、ファイル転送、メッセージ転送およびジョブ起動を実現する利用者プログラムを開発する方法について説明します。
利用者プログラムでは以下の処理を行うことができます。
ファイル転送は、FTP、FTP+、HTTP、HTTPS、SANおよびHICSプロトコルをサポートしている各サーバと連携可能です。
メッセージ転送は、Linkexpress、Linkexpress File Transfer、DTSおよびHICSを相手システムとして連携します。
相手側ジョブ起動は、Linkexpress、Linkexpress File Transfer、DTSおよびHICSを相手システムとして連携します。
なお、SANプロトコル使用時は、ジョブ起動は使用できません。
また、ジョブ連携用にlxrspjobコマンド、lxintjobコマンド、およびlxendjobコマンドと同じ機能を持つI/Fを提供しています。APIのジョブ通知機能を利用すると、バッチファイルのジョブと同様の処理を利用者プログラムとして作成することが可能です。
LinkexpressのAPIは、C言語の関数によるインタフェースによりファイルの送受信、ジョブの開始・完了通知などの機能を提供します。
C言語の関数で提供される利用者プログラムインタフェースです。利用者プログラムの作成者は、APIのライブラリファイルとC言語の関数を使用して、利用者プログラムを作成します。
カスタムコントロールで提供される利用者プログラムインタフェースです。利用者プログラムの作成者は、転送コントロールで提供されるメソッドとイベントを使用して、利用者プログラムを作成します。Linkexpress for Windows NT V1.1L20以降のPCサーバで利用可能です。
以降、APIが提供する機能を総称してサービスと呼ぶ場合があります。
なお、業務のイベントはLinkexpressが処理を提供します。利用者が処理を作成する必要はありません。また、利用者プログラムは、Linkexpressの業務として認識されないので、運用時にLinkexpressクライアントから操作・監視することはできません。
.NET Framework による 利用者プログラムライブラリをスレッドプーリングで動作させることはできません。
スレッドプーリングで動作させない手段として .NET FrameworkによるLinkexpressアプリ作成では以下のタイマーイベントを使用しないようにして下さい。
コールバック メソッドを使用し、スレッド プール スレッドがサービスを提供します。
サーバベースのタイマー機能。
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