Linkexpress 利用者プログラム開発ガイド
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第1章 概要

ここでは、利用者プログラムインタフェーを使用して、ファイル転送、メッセージ転送およびジョブ起動を実現する利用者プログラムを開発する方法について説明します。

[作成可能な利用者プログラム]

利用者プログラムでは以下の処理を行うことができます。

また、ジョブ連携用にlxrspjobコマンド、lxintjobコマンド、およびlxendjobコマンドと同じ機能を持つI/Fを提供しています。APIのジョブ通知機能を利用すると、バッチファイルのジョブと同様の処理を利用者プログラムとして作成することが可能です。

[対応言語]

LinkexpressのAPIは、C言語の関数によるインタフェースによりファイルの送受信、ジョブの開始・完了通知などの機能を提供します。

[備考]

以降、APIが提供する機能を総称してサービスと呼ぶ場合があります。

なお、業務のイベントはLinkexpressが処理を提供します。利用者が処理を作成する必要はありません。また、利用者プログラムは、Linkexpressの業務として認識されないので、運用時にLinkexpressクライアントから操作・監視することはできません。

[注意事項]

.NET Framework による 利用者プログラムライブラリをスレッドプーリングで動作させることはできません。

スレッドプーリングで動作させない手段として .NET FrameworkによるLinkexpressアプリ作成では以下のタイマーイベントを使用しないようにして下さい。


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