Apcoordinator ユーザーズガイド |
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第2部 Apcoordinatorコアの機能 | > 第5章 アプリケーションログ | > 5.6 高信頼性ログ |
高信頼性ログは、データベースを利用して、出力するログをユーザログテーブルに格納します。ログ定義ファイルを利用して、出力先のユーザログテーブルを設定できます。
管理名を使用してログ定義ファイルにログを出力する先(スキーマ名、表名)の定義を記述し、アプリケーションのAPIでは定義した管理名を利用することで、ログ定義ファイルで指定したユーザログテーブルへログを出力します。
ログ定義ファイルは、汎用ログと同じログ定義ファイルに定義します。ログ定義ファイルへは、ユーザログテーブルのスキーマ名、表名を指定します。ログ定義ファイルの記述例を以下に示します。高信頼性ログを利用する場合、ログ定義ファイルのversion
タグには 7.1 を指定してください。
《logConf.xml》
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <logConfig> <config> <version>7.1</version> </config> <logComposer name="Log1"> .... </logComposer> <ulog name="ULog1" class="my.sample.MyULogComposer"> <param name="schema" value="MYSCHEMA"/> <!-- スキーマ名 --> <param name="table" value="ULOG01"/> <!-- 表名 --> </ulog> <ulog name="ULog2" class="my.sample.MyULogComposer2"> <param name="schema" value="MYSCHEMA"/> <!-- スキーマ名 --> <param name="table" value="ULOG02"/> <!-- 表名 --> </ulog> </logConfig>
高信頼性ログを定義します。
name属性には、APIで指定する管理名を指定します。
class属性には、高信頼性ログで利用するクラス名を指定します。ULogComposer、または、ULogComposerの派生クラスを指定することができます。なお、class属性はJavaのクラス名を指定します。
ulogタグに、同名の管理名が複数、定義された場合には、最後に定義されたものが有効になります。
paramタグを用いて、高信頼性ログを出力するユーザログテーブルのスキーマ名を指定します。
name属性には、"schema"を指定します。
value属性には、高信頼性ログを格納するユーザログテーブルのスキーマ名を指定します。
paramタグを用いて、高信頼性ログを出力するユーザログテーブルの表名を指定します。
name属性には、"table"を指定します。
value属性には、高信頼性ログを格納するユーザログテーブルの表名を指定します。
ログ定義ファイルの詳細はログ定義ファイルリファレンスを参照してください。
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