Apcoordinator ユーザーズガイド |
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第2部 Apcoordinatorコアの機能 | > 第5章 アプリケーションログ | > 5.5 定義ファイルを用いたログ出力 |
LogComposer
クラスを拡張した以下のクラスを利用することができます。
フォーマット付きメッセージログを出力するクラスです。出力例を以下に示します。
2001/01/05 16:47:49 sys mainsystem compo1 INFO 12346 情報:更新しました。
区間時間の情報を出力するのに適したクラスです。出力例を以下に示します。
FSP INTS-APC PFMAP 92002 server2 system1 2003/12/25 20:45:15:000 2003/12/25 20:45:15:013 13
データBeanの情報を出力するのに適したクラスです、出力例を以下に示します。
FSP INTS-APC JNLAtoW 91005 server1 system1 200312250845530 123.123.45.67 43 user=(user01)password=(****)ok=(ログイン)
ログメッセージファイルは、アプリケーションで使用する文字列データをログ出力用にカスタマイズして、メッセージの一部に動的な情報を埋め込んで定義するXMLファイルです。
以下にログメッセージファイルの記述例を示します。
《logresource.xml》
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <ujiResource> <config> <version>5.1</version> </config> <map id="12345"> <elem key="label.code">sys</elem> <elem key="label.name">mainsystem</elem> <elem key="label.subname">compo1</elem> <elem key="errorType">ERROR</elem> <elem key="level">1</elem> <elem key="message">エラー:{0}-{1}</elem> </map> <map id="12346"> <elem key="label.code">sys</elem> <elem key="label.name">mainsystem</elem> <elem key="label.subname">compo1</elem> <elem key="errorType">INFO</elem> <elem key="level">5</elem> <elem key="message">情報:{0}</elem> </map> </ujiResource>
ログメッセージファイルには、以下に示すApcoordinatorのリソースファイルのタグを指定します。
ログメッセージファイルのルートの要素です。
ujiResourceタグのアトリビュートは指定できません。
コンテントには以下をこの順番で記述します。
ログメッセージファイル全体に共通の設定を記述します。
configタグのアトリビュートは指定できません。
コンテントには以下を記述します。
ログメッセージファイルの文法バージョンを記述します。
versionタグのアトリビュートは指定できません。
コンテントには文法バージョンを記述します。指定可能なバージョンは 5.1 です。
ログメッセージの定義を記述します。
mapタグでは以下のアトリビュートを指定します。
アトリビュート名 |
省略 |
意味 |
省略時の動作 |
---|---|---|---|
id |
不可 |
メッセージIDを指定します。 |
省略できません。 |
コンテントには以下を記述します。
ログメッセージの情報を記述します。
elemタグでは以下のアトリビュートを指定します。
アトリビュート名 |
省略 |
意味 |
省略時の動作 |
---|---|---|---|
key |
不可 |
各情報を表わすキーを指定します。各メッセージに対して、以下のキーをもつelemタグを指定してください。
|
省略できません。 |
コンテントにはキーの値により以下の内容を記述します。
キー |
省略 |
コンテントへ指定する値 |
省略時の動作 |
---|---|---|---|
label.code |
不可 |
英数字最大3桁の管理コード |
省略できません。 |
label.name |
不可 |
英数字最大12桁の識別名(業務名など) |
省略できません。 |
label.subname |
不可 |
英数字最大9桁の識別名(モジュール名など) |
省略できません。 |
errorType |
不可 |
以下のログの種別
|
省略できません。 |
level |
不可 |
出力するログのレベル |
省略できません。 |
message |
不可 |
メッセージ本体 |
省略できません。 |
出力例を以下に示します。
<logComposer name="journal"> <output name="jnlStdOut" type="stdout"/> <journal> <maskData>password</maskData> </journal> </logComposer>
FSP INTS-APC JNLAtoW 91005 server1 system1 200312250845530 123.123.45.67 43 user=(user01)password=(****)ok=(ログイン) FSP INTS-APC JNLAtoW 91005 server1 system1 200312250846006 123.123.45.67 17 logoff=(ログオフ)
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