Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 セキュリティを強化するにはどのような運用をしたらよいか> 第3章 セキュリティを強化するには> 3.3 サーバとクライアントのセキュリティを強化するには

3.3.2 リモートからの操作の脅威を低減する

Systemwalker Centric Managerを使用してサーバやクライアント自身のセキュリティを強化しても、リモートからのアクセスに対する脅威を撲滅することはできません。ネットワークに対する脅威の対策は“ネットワークセキュリティを強化するには”で説明したとおり、多くのことを検討する必要がありますが、サーバ自身でもいくつかの対策を立てることができます。特に、正当な権限を持った(または持っていた)ユーザからのアクセスに対しては、通信のセキュリティをいくら高めても防ぐことができません。

通常このような問題に対しては、アカウントの管理を徹底することが、もっとも基本的で、非常に有効な対策です。アカウント管理が正しく行われている場合は、以下のような脅威に対抗することが可能です。

Systemwalker Centric Managerでは、特にリモートからのアクセスが可能なLive Helpにおいて、Windowsのアカウント管理機構であるActive Directoryを、リモート接続のユーザアカウントとして利用できます。また、Windowsのサービスとして登録されるSystemwalker Centric Managerのサービスアカウントも簡単に更新できます。

Live Helpでの認証方式については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”および“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド”を参照してください。

サービスアカウントを変更する際に使用するパスワード変更ツールについては、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。


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