Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -

3.2.1 悪意ある操作を防ぐ

[Systemwalkerコンソール]から操作を行うには、Systemwalker Centric Managerにログインするユーザアカウントが必要です。[Systemwalkerコンソール]からの操作に対するセキュリティを高めるためには、ユーザアカウントを正しく管理し、ユーザアカウント情報の漏洩を防止する必要があります。また、悪意ある操作を防ぐために、業務を行う各サーバだけでなく運用管理クライアントをインストールしたWindowsクライアント機も、外部からの侵入による脅威がない安全な場所に設置する必要があります。

Systemwalker Centric Managerでは悪意ある操作を防ぐために、[Systemwalkerコンソール]にログインできる利用者(ユーザアカウント)を複数登録でき、ユーザアカウントごとに適切な権限を設定できます。すべての操作が行える管理者権限のユーザアカウントは管理者だけが使用し、一般操作者には操作を制限したユーザアカウントを使用することで、一般操作者のユーザアカウント情報が漏洩した場合でも、システムやユーザ業務への影響を最小限に抑えることができます。

[Systemwalkerコンソール]から操作できる権限の設定については、“[Systemwalkerコンソール]の操作を制御する”を参照してください。