Systemwalker Centric Manager クイックガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 Systemwalker Centric Managerの概要

1.3 Systemwalker Centric Managerの機能

Systemwalker Centric Managerで提供する機能の概要を、以下に説明します。

■構成情報の管

ネットワークやシステム全体の構成情報を収集し、運用管理サーバで一元管理します。

■資源配

サーバまたはクライアントで使用するアプリケーションやデータなどの資源を、運用管理サーバで一元管理し、対象のサーバやクライアントに配付することができます。

資源は、業務構成に従って配付されるので、業務の環境を効率よく整備できます。また、配付する資源は世代管理され、配付ミスの防止と配付負荷の削減を実現します。

■障害監

ネットワークやシステム、アプリケーションの稼働状況、障害発生、性能状況を集中的に監視します。これにより、トラブルの未然防止、早期発見、迅速な対処が可能となります。

■障害復

運用中にネットワークやシステム、業務で発生するさまざまな障害の復旧作業が効率的に行えます。

■評

障害の発生情報、性能情報などを収集し、ネットワークやシステムの評価を行うことができます。

■ポリシー運

Systemwalker Centric Managerでは、ポリシー運用による環境設定の一元管理を行うことができます。ポリシー運用とは、管理者が決定した方針を管理対象のサーバおよびクライアントへ一斉に適用し、システムの運用に統一性を持たせることです。

サーバやクライアントへの一斉適用は、運用管理サーバでポリシー(定義)を作成し、そのポリシーをオンラインで配付/適用して実現します。

ポリシーの配付方法には、2種類あります。資源配付機能、およびインベントリ管理機能のポリシーは、資源配付の配付経路を使って配付/適用します。そのほかの機能のポリシーについては、Systemwalkerコンソールからの配付指示で、即時または次回システム起動時に適用されます。

以降は、上記に示した機能のうち、本書で実現する機能について説明します。


下へ1.3.1 システムを監視する
下へ1.3.2 資源を配付する
下へ1.3.3 障害を復旧する

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