Systemwalker Centric Manager クイックガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 Systemwalker Centric Managerの概要 |
Systemwalker Centric Managerで提供する機能の概要を、以下に説明します。
ネットワークやシステム全体の構成情報を収集し、運用管理サーバで一元管理します。
ネットワークに接続されたLAN機器やサーバなどは自動的に検出され、ネットワークの構成情報を一目で把握することができます。
被監視システムのハードウェアやソフトウェアの情報(インベントリ情報)を収集し、一元管理できます。
サーバまたはクライアントで使用するアプリケーションやデータなどの資源を、運用管理サーバで一元管理し、対象のサーバやクライアントに配付することができます。
資源は、業務構成に従って配付されるので、業務の環境を効率よく整備できます。また、配付する資源は世代管理され、配付ミスの防止と配付負荷の削減を実現します。
ネットワークやシステム、アプリケーションの稼働状況、障害発生、性能状況を集中的に監視します。これにより、トラブルの未然防止、早期発見、迅速な対処が可能となります。
監視対象ノードが出力するイベントやSNMPトラップを監視します。また、ノードの稼働状況や性能を監視します。
アプリケーションの稼働状況やプロセス単位の性能を監視します。
管理者が設定したルールどおりに稼働していないノードやアプリケーションの状態を監視します。
運用中にネットワークやシステム、業務で発生するさまざまな障害の復旧作業が効率的に行えます。
障害の対処方法をデータベースに登録することで、トラブル発生時にその情報を参照して対処することができます。
障害が発生したサーバやクライアントの復旧作業を管理者のコンピュータからリモートで対処できます。
障害を対処するコマンドやアプリケーションを登録することで、障害発生時に自動的に対処することができます。
障害の発生情報、性能情報などを収集し、ネットワークやシステムの評価を行うことができます。
ノードや回線のトラフィックなどのネットワーク性能を収集し、分析することができます。
トラブルの発生情報やシステム性能を収集し、分析することができます。
障害の対処状況をデータベースに登録することで、障害の履歴管理や障害を分析することができます。
Systemwalker Centric Managerでは、ポリシー運用による環境設定の一元管理を行うことができます。ポリシー運用とは、管理者が決定した方針を管理対象のサーバおよびクライアントへ一斉に適用し、システムの運用に統一性を持たせることです。
サーバやクライアントへの一斉適用は、運用管理サーバでポリシー(定義)を作成し、そのポリシーをオンラインで配付/適用して実現します。
ポリシーの配付方法には、2種類あります。資源配付機能、およびインベントリ管理機能のポリシーは、資源配付の配付経路を使って配付/適用します。そのほかの機能のポリシーについては、Systemwalkerコンソールからの配付指示で、即時または次回システム起動時に適用されます。
以降は、上記に示した機能のうち、本書で実現する機能について説明します。
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