Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
|
目次

|
B.1 運用管理サーバのクラスタの解除
クラスタ運用されている運用管理サーバのクラスタ環境を解除します。
- 運用系、待機系の両ノードで、Systemwalker Centric Managerサービスを停止します。
停止方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを停止する”を参照してください。
- PRIMECLUSTER Linux版を使用している場合は、運用系、待機系のRMSを停止します。
- Systemwalker Centric Managerのアプリケーションとリソースを削除します。
削除方法については、各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
- 待機系ノードで、ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
- ヘルプデスクの機能を使用していた場合は、待機系ノードでヘルプデスクデータベースを削除します。
削除方法については、“各種データベースの削除”を参照してください。
- 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
- RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをマウントします。
- Sun Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをセカンダリノードへスイッチオーバします。
- 待機系ノードで、以下のコマンドを実行し、クラスタをアンセットアップします。
/opt/systemwalker/bin/mpsupunc |
- RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。
- 運用系ノードで、ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
- 運用系ノードで、以下の機能を使用していた場合、それぞれの機能用のデータベースを削除します。
削除方法については、“各種データベースの削除”を参照してください。
- 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
- RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをマウントします。
- Sun Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。
- 運用系ノードで、以下のコマンドを実行し、クラスタをアンセットアップします。
/opt/systemwalker/bin/mpsupunc |
- RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定してい場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。
■共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)する場合
監査ログ管理機能を使用している場合は、共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)します。
監査ログ管理機能を使用していない場合は、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)は不要です。
以下の手順で、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)を行います。
- 運用管理サーバでログ収集をスケジューラで設定している場合は、停止します。
- セカンダリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。
ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。
- セカンダリノードにて共有ディスク上のログ収集の管理情報の削除をmpatmdelap(ログ情報削除コマンド)で行います。
mpatmdelap(ログ情報削除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
- セカンダリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)で行います。
mpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
- セカンダリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順3から手順4を繰り返します。
- 手順5で繰り返した業務(論理ノード)数分のクラスタリソースの所有権を、クラスタソフトウェアの機能でプライマリノードへ移動します。
- プライマリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。
ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。
- プライマリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)で行います。
mpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
- プライマリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順8を繰り返します。
- プライマリノードにて収集対象ログが存在する共有ディスクのクラスタリソースから監査ログ管理のデーモン起動/停止シェルを削除します。
- ローカルディスク上のログ収集の解除を行うのであれば、プライマリノードとセカンダリノードで監査ログ管理のアンインストールを実行します。
共有ディスク上のログ収集を一時的に停止する場合は、mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)の“-E NO”オプションを使用します。再開したい場合は“-E YES”により再開します。mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)については“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007