Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
目次 前ページ次ページ

付録B アンインストール

B.1 運用管理サーバのクラスタの解除

クラスタ運用されている運用管理サーバのクラスタ環境を解除します。

 

  1. 運用系、待機系の両ノードで、Systemwalker Centric Managerサービスを停止します。

    停止方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを停止する”を参照してください。

  2. PRIMECLUSTER Linux版を使用している場合は、運用系、待機系のRMSを停止します。
  3. Systemwalker Centric Managerのアプリケーションとリソースを削除します。

    削除方法については、各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  4. 待機系ノードで、ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
  5. ヘルプデスクの機能を使用していた場合は、待機系ノードでヘルプデスクデータベースを削除します。

    削除方法については、“各種データベースの削除”を参照してください。

  6. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
  7. 待機系ノードで、以下のコマンドを実行し、クラスタをアンセットアップします。

    /opt/systemwalker/bin/mpsupunc


  8. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。
  9. 運用系ノードで、ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
  10. 運用系ノードで、以下の機能を使用していた場合、それぞれの機能用のデータベースを削除します。

    削除方法については、“各種データベースの削除”を参照してください。

  11. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
  12. 運用系ノードで、以下のコマンドを実行し、クラスタをアンセットアップします。

    /opt/systemwalker/bin/mpsupunc


  13. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定してい場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。

     

■共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)する場合

監査ログ管理機能を使用している場合は、共有ディスク上のログ収集を解除(アンセットアップ)します。

監査ログ管理機能を使用していない場合は、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)は不要です。

以下の手順で、共有ディスク上のログ収集の解除(アンセットアップ)を行います。

  1. 運用管理サーバでログ収集をスケジューラで設定している場合は、停止します。
  2. セカンダリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。

    ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。

  3. セカンダリノードにて共有ディスク上のログ収集の管理情報の削除をmpatmdelap(ログ情報削除コマンド)で行います。

    mpatmdelap(ログ情報削除コマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  4. セカンダリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)で行います。

    mpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  5. セカンダリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順3から手順4を繰り返します。
  6. 手順5で繰り返した業務(論理ノード)数分のクラスタリソースの所有権を、クラスタソフトウェアの機能でプライマリノードへ移動します。
  7. プライマリノードにてログ収集が実行していないことを確認し、監査ログ管理のデーモンを停止します。

    ログ収集が実行していないことの判断は、psコマンドでmpatmsharelogcol、mpatmsharelogdelのプロセスが動作していないことで判断します。

  8. プライマリノードにて監査ログ管理のクラスタ定義の削除をmpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)で行います。

    mpatmcsunset(クラスタアンセットアップコマンド)については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  9. プライマリノードで収集対象ログが存在する共有ディスク数分、手順8を繰り返します。
  10. プライマリノードにて収集対象ログが存在する共有ディスクのクラスタリソースから監査ログ管理のデーモン起動/停止シェルを削除します。
  11. ローカルディスク上のログ収集の解除を行うのであれば、プライマリノードとセカンダリノードで監査ログ管理のアンインストールを実行します。

共有ディスク上のログ収集を一時的に停止する場合は、mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)の“-E NO”オプションを使用します。再開したい場合は“-E YES”により再開します。mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)については“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

 


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007