Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 - |
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第6章 運用 |
クラスタシステム運用時の注意事項を以下に示します。
クラスタシステムを対象にノード検出を行った場合、クラスタの論理インタフェースが独立したノードとして検出される場合があります。
原因と対処手順を以下に示します。
検出モードを[高速]、または、カスタムモードで[ARPテーブルを参照する]を選択しノード検出した場合、ARPテーブルに論理インタフェースのIPアドレスが存在するためクラスタの論理インタフェースが独立したノードとして検出されます。
論理インタフェースを表すノードを削除し、検出モードで[確実]、またはカスタムモードで[ARPテーブルを参照する]を選択しないで[ICMP検索する]を選択し、ノードを再度検出します。
論理インタフェースを表すノードを削除し、以下の手順を確認後、再度ノードを検出してください。
Systemwalker Centric Managerのクラスタシステム運用時では、WWWサーバへ論理IPアドレスをとおしてアクセスを行います。このため、WWWサーバへ物理IPを使って運用する場合は、WWWサーバへ複数のIPアドレスからアクセスできるように設定する必要があります。設定方法については、使用するWWWサーバの説明書を参照してください。なお、Interstage Application ServerとSun WebServer(TM)を使用する場合は、以下の注意が必要です。
複数のIPアドレスの設定ができないため、WWWサーバでは論理IPを使用するように設定してください。この場合、物理IPを使ってWWWサーバへアクセスすることはできません。
フェールオーバ時に論理IPが有効となるように、httpdを再起動する必要があります。スクリプト実行時に再起動処理がなされるよう設定を変更します。以下に設定手順を示します。
/opt/FJSVftlc/cluster/webreset |
[修正前]
/etc/init.d/httpd stop |
[修正後]
#/etc/init.d/httpd stop |
クラスタシステム上でアプリケーション管理を使用する場合、以下の点に注意してください。
ログの収集は、プライマリノード、セカンダリノードで実施してください。
クラスタシステム上で監査ログ管理機能を使用する場合、以下の点に注意してください。
mpatmlog -H サーバ名 [部門管理サーバ/業務サーバから運用管理サーバへ通信できる運用管理サーバのIPアドレス] |
mpatmlog(ログ収集コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
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