Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 - |
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第3章 導入 | > 3.5 クラスタアプリケーションの作成 |
userApplication Configuration Wizard、またはRMS Wizardを使用してリソースを作成します。
userApplication Configuration Wizardを使用して、リソース、およびクラスタアプリケーションの作成を行います。
PRIMECLUSTERのuserApplication Configuration Wizardから、[Resourceの作成]を選択し、以下のResourceタイプを設定します。
詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
共有資源用パーティション、RDB管理情報専用パーティションのマウントポイントを選択します。
ネットワーク種別にIP Address Takeoverを選択し、IPアドレス/ホスト名には、クラスタセットアップコマンドのオプションで指定したものを設定します。
以下の2つのProcedureリソースを作成します。
userApplication Configuration Wizard を使用する場合、PRIMECLUSTERのuserApplication Configuration Wizardのトップメニューから、[userApplicationの作成]を選択し、アプリケーションを作成します。
詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
属性(Attribute) |
値(Value) |
概要 |
---|---|---|
AutoStartUp |
Yes |
RMSが開始されるときに、userApplicationも自動的に開始されます。 |
AutoSwitchOver |
HostFailure ResourceFailure |
ホストおよびリソースで障害が発生した場合に自動的に切り替えられるようにします。 |
PersistentFault |
1 |
userApplicationのFaultedの状態は、RMSの再起動後も維持されます。 |
ShutdownPriority |
NONE(省略値) |
userApplicationに重み係数(優先度)を割り当てません。 |
StandbyTransitions |
StartUp SwitchRequest |
RMSが起動するときおよび別のノードへ状態遷移したときにStandby状態遷移が実行されます。 |
OnlinePriority |
0(省略値) |
RMSの再起動後は、優先度の最も高いノードでuserApplicationがOnlineになります。優先度は、userApplicationの作成時の「SysNodeの設定」で設定したノードの設定順序により決定されます。 |
HaltFlag |
No(省略値) |
Fault処理中にさらに故障が発生(二重故障)したような場合に、ノードの強制的が停止が行われません。そのため、userApplication は、フェールオーバしません。 |
監視対象プロセスの設定
クラスタ運用上の監視対象を変更することができます。変更方法については、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。
RMS Wizardを使用して、リソース、およびクラスタアプリケーションの作成を行います。クラスタアプリケーションの作成は、プライマリノードで実施します。
RMS Wizardで“Gls:Global-Link-Services”を選択し、PRIMECLUSTER GLSの論理IPアドレスをリソースとして設定してください。
RMS Wizardを使用してアプリケーションを作成します。
作成手順の詳細は、“リソース/クラスタアプリケーションの設定”、およびPRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
“Machines+Basics”からプライマリ・およびセカンダリノードを登録してください。
“Gls:Global-Link-Services”を選択し、PRIMECLUSTER GLSで設定した引き継ぎIPアドレスとして使用するアドレスを登録してください。
“LocalFileSystem”から共有資源用パーティション、RDB管理情報専用パーティションのマウントポイントを登録してください。
“CRM”から2つのProcedureリソース(CMGRPROC,CMGRPMON)を設定します。なお、CMGRPROCのリソースクラス内優先度をCMGRPMONよりも高くなるようPriority(リソースクラス内優先度)の値を変更してください。
“Machines+Basics”からクラスタアプリケーションの各種オプションの設定を行います。設定するオプションの例(推奨値)を以下に示します。
属性(Attribute) |
値(Value) |
概要 |
---|---|---|
AutoStartUp |
Yes |
RMSが開始されるときに、userApplicationも自動的に開始されます。 |
AutoSwitchOver |
HostFailure ResourceFailure |
ホストおよびリソースで障害が発生した場合に自動的に切り替えられるようにします。 |
PersistentFault |
1 |
userApplicationのFaultedの状態は、RMSの再起動後も維持されます。 |
ShutdownPriority |
NONE(省略値) |
userApplicationに重み係数(優先度)を割り当てません。 |
StandbyTransitions |
StartUp SwitchRequest |
RMSが起動するときおよび別のノードへ状態遷移したときにStandby状態遷移が実行されます。 |
OnlinePriority |
0(省略値) |
RMSの再起動後は、優先度の最も高いノードでuserApplicationがOnlineになります。優先度は、userApplicationの作成時の「SysNodeの設定」で設定したノードの設定順序により決定されます。 |
HaltFlag |
No(省略値) |
Fault処理中にさらに故障が発生(二重故障)したような場合に、ノードの強制的が停止が行われません。そのため、userApplication は、フェールオーバしません。 |
監視対象プロセスの設定
クラスタ運用上の監視対象を変更することができます。変更方法については、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。
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